2011年1月23日日曜日

TN07TでXP化

電脳売王で出ていた10,999円のシンクライアント『TN07T』を購入。ハードウェアはハードディスクがIDEフラッシュメモリであることを除けば、『SA5SX04A』と同様である(型番:SA5SN12A)。

買ったものはいいが、それから先の困難は予想していなかった。

まず、シンクライアントと思って購入したが、フラッシュメモリは起動しない。本当にシンクライアントで動作させようと思っていたのだけれど、残念。英語でブートディスクがねえぞこらあ、と怒られる。
で、80GBハードディスクを入れて起動するかどうか確認を行うこととなる。
SA5は数あるノートPCの中でもかなりハードディスクの交換が難しいようである。
解体は、
① まず、液晶パネルの回転台周辺の保護カバーを外す。俺はつめが長いので、人差し指のつめを無理やり突っ込んでつめを外していった。
② その左右のカバーを外す。これもつめである。
③ 本体を裏返して、すべてのねじを外す。
④ 液晶に行っているケーブルをすべて外す。いろいろなものがある。
⑤ 指でうまく力を加えながら、本体カバーを分離する。人によっては筐体の間にドライバを突っ込みますが、俺はあまり傷つくのが嫌なので。でも、昔のPC-98ノートみたいにつめを折ってしまうことは構造上そうない。
⑥ で、ハードディスクを外せる。

ハードディスクを交換後、XPをインストールしてみたが、解体も大変だがこちらも大変。とにかく経験したことがないような大変なマシンである。できれば避けたいところだが買ってしまったものはどうしようもない。

ドライバは『SA1』のものが大方使える。http://jp.kohjinsha.com/support/content/supt/driver.html#sa1ただし、無線LANは、『SA5』のものを組み込んだほうがよいだろう。
http://jp.kohjinsha.com/support/content/supt/driver.html#sa5タッチパネルは、上記のページのほかのもので代用。
ただし、ライセンスには工人舎さんくれぐれも気をつけるように指示があります。

ここまでやったところで、なぜか音が出ない。試行錯誤したところで、配線が分断されていることが予想されたのでイヤホンジャックにイヤホンを突っ込んでみたら、『音が出てる!!』。その後不思議なことに音が出るようになった。そういえばイヤホンジャックの周りから意味不明な金属片が露出しているので、組み立ての際、ショックを与えて、音声回路をショートさせたかもしれない。素人はこれだからだめだな。でも、冷静に考えてみたら、意味不明な暗号化ドライバがデバイスマネージャに転がっていたので、AMDのチップセットドライバをこいつめがけて組み込んだ直後に音が出るようになった気がする。

で、最後の難関、『ビデオドライバ』。AMD純正のドライバやほかの組み込み用ボードで提供されているドライバは『1024x600』をサポートしていない。結局、一昼夜検索したところで、下記のドライバがアジャストできたので、悩める諸氏のために、リンクを掲載しておく。
(その他のドライバは組み込んで表示させようとすると、画面がハングってしまう。こうなったら、セーフモードで立ち上げてビデオドライバを削除しないといけない)

http://www.avalue.com.tw/support/downloadResults.cfm?model_num=FPC-08WA1&category1=Allで、
AMD_LX_Win2k_XP_Driver_1024X600.rar がそれ。
* 残念ながら2012.11リンク切れを確認しました。


次は再度インストール後、工人舎得意のリカバリ領域の作成に挑む。
工人舎さん、SA5のドライバ置いてください。

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