2012年10月20日土曜日

W63SA 再度ロッククリアへ

中古で子どものおもちゃになったW63SAであるが、あきらめきれずロッククリアしてもらう目的で、auショップへと出かけた。ちなみに、昨日F001を仕入れた店ともis01を解約した店とも違う店である。
やってみたところ、やはりロッククリアはできない、と言うことだったので残念ながら、子どものおもちゃとして保有のみすることとする。
なお、そのときにis01のロッククリアをしてもらったが、これにはまだSIMカードは挿していない。結局今回用意したW63SAが不調だったため、多少損害となってしまったが、その結果新端末を無料でもらえることになったので良しとしよう。

2012年10月19日金曜日

auガラケー再契約

某イオンモール内のauショップでau『F001』が新規機器代金0円、契約事務手数料でかかる3,150円を3,000円キャッシュバックで相殺、というキャンペーンがあったので、本日契約してみた。
is01契約解除の損失分をまるごと補填し、その上F001が貰えることになるので、逆に儲かった、ということになる。
プランは、is01当時と同じプランEシンプルであり、基本料780円+WIN315円+安心ケータイサポートプラス399円、となっている。だが、安心ケータイサポートプラス399円は一ヶ月後解除可能だし、もし白ロムを有効活用できたとするとF001は予備機化するのでなおさらそんなものはいらないことになる。
で、明日再度白ロムクリアを失敗したPipitに行き、再度ICロッククリアをやってみるつもり…。ロッククリアは契約当日はできないそうだ。翌日ならばOK。

しかし、今回特筆すべき点がある。mamorinoという子ども用端末があるのだが、新規機器代金0円、契約事務手数料でかかる3,150円を3,000円キャッシュバックで相殺まではF001と同様だが、これに加えて最大13か月間基本料が無料になる、という。これで契約できるのは12歳以下の子どもが家族にいれば可能だそうだ。しかし、子どもがいることの証明(子どもの健康保険証)が必要ということで、さらに信義上の問題も発生するので、F001にしておいた。
子ども用の端末を買ってどうするか…。SIMを抜いてロッククリアした白ロムに挿せば、一年間基本料無料になるということになる。残念…。ただし、機器代は2万円以上もする代物である。分割払いをした、と思えば安い買い物と判断した。

プランEシンプルは定額オプションは不要である。そもそも上限が存在しているプランとなっている。貧乏人は考えつかないのだが、ISフラットとの併用も可能ということである。で、このプランで契約したSIMをガラケーに挿せば、パケを極力抑えた中でガンガンメールが有効になりメールはやり放題となる。
契約は『家族割+誰でも割』であるので、家族間通話は24時間無料となっている。
また、無料通話分はそもそもつかないのであるが、他の家族が3台パケを浪費する中で通話はあまりないので無料通話の剰余分を『わけあいコース』で分けてもらえる。
さらに、自宅はKDDIひかり電話であるので、すべての端末、固定電話を『まとめて請求』とすれば、『まとめトーク』が有効になり、家の固定電話から、家族のau電話、すべてのau電話に対しても時間帯を問わず『無料』になる。
一見、ソフトバンクの『ホワイトライン24』+『ホワイトプラン』であるが、基本料や24時間無料というオプション525円をつけていない点ですでにKDDIの方が1,000円安いのである。通話料はSBの方がいくらか安いみたい。
震災時、ソフトバンクの『おとくライン』は徹底した発信規制を行ったが、自宅のKDDI電話は元気だったのが非常に助かった。もし停電すればダメだったけれども。

auひかりならスマホで『スマートバリュー』がいけるじゃん、と思われる方もいるかも知れないが、拙宅は『auひかり電話』のみのサービスを契約しており、インターネットの『フレッツ』に該当するサービスは契約していない。また、auひかり+インターネット+プロバイダに変更したとしても、5,000~6,000円はかかり、一方現在インターネットを契約している地元ケーブルテレビでもスマートバリューは提供しているけれども、インターネット増速オプションをつけなければならず、現在よりもケーブルテレビに支払う金額が2,000円上昇してしまうこと、スマートバリューの対象回線はあくまでパケが4,410円~6,000円で定額となっているプランであり、私のようなそういう使い方を予定しないユーザがスマートバリューをつけてもたいした節減効果は出ないように見える。非常にその辺は迷っているけれども。

2012年10月13日土曜日

au解約…

中古屋から『W63SA』を仕入れ昨日到着したので、とりあえずauショップに乗り込み、SIMロッククリアを行うことにした。
『えっと、こいつのSIMロッククリアやっていただけますか?』
『それではこちらでお受けいたします。』
ということで、若い女性の店員さん、『ちょっとお待ちください』と、どこかに電話をし始め、携帯もSIMを取り出しPCにつないだのであった。
で、なにやら書類を印刷したのが、SIMロッククリアの一連の書類、で、来月の請求に含まれる件などの説明を受けた。
次いで、実際のSIMロッククリア、しばらく経ったらじゃらじゃん(ダメじゃん…)みたいな音が携帯から流れた。そしたらまた店員さんどこかに電話をして、指示を受け始める。2-3度、やってみたものの、今度は電話を受けて隣にあったPCに携帯をつなぎなおし、再度やり始めた。
うーん。なんかまた、ダメじゃん音が流れたぞ…。
店員さん、申し訳なさそうに『この携帯の外部接続端子がどうも故障らしくて…』と申し訳なさそうに説明を受けた。『どうなさいますか。修理も可能かと思いますが。』
『修理いくらくらいかかるかなあ…。』
まあ、しょうがないかな。いやもう一回端子を拭いてチャレンジしてもらおうかな…。と一応端子をハンカチで拭いてみたものの、SIMロッククリアの事務手続きの取り消しを進めており、言い出せる雰囲気ではなかった。この携帯のために必死に一時間も努力してくれた店員さんに迷惑なことは言い出せまい。
で、そのあとどうなったかというと、その回線を解約してしまった。というのも、私はIIJmio+050Plusでパケは比較的使い放題(3日で366MB)、電話も遅延があるがそれなりに使えるし、安価なIP電話を備えたスマホがある。片やau回線は更新月であるので思い切って解約を申し出たのであった。いや、本当にこんな端末のために努力していただいた店員さんには感謝の気持ちでいっぱいである。
解約の手続き、重要事項説明は滞りなく終了し、SIMは双方とも返却した。多分ワンセグ見られなくなりますよ、とは言われたものの別れの際は、一切未練なく別れるのが男の美学でもある。廃棄してください…、と多少は惜しかったが、きれいにauからの別れを選んだのであった。それに、『富士通製端末新規0円』があったためもある。こんな4年前の端末を苦労して(休みまで取って)調達し、各方面に御迷惑をかけながら有効化するより、商品として労せず入手し普通に使った方が私もこの店員さんも幸せだろう。新規0円ならいつ来てもいいさ、更新月は今月しかない。いろいろな思いが私の脳内を交差したが、また気が向いたときに契約に来るよ、と言い残し、auショップをあとにしたのであった。

中古携帯であるが、実はその後の取り扱いをダメ元で中古ショップに相談を投げかけてみたが、なんと幼稚園児がいじくり始めている。なんか、ボタンが押すのが気持ちよく、また大人の携帯らしくてかっこいいそうだ。うーん。どうしようかな…。

2012年10月9日火曜日

ソフトバンクとauの二人の社長の言質

ソフトバンクはイー・モバイルの買収を発表した。緊急記者会見の要旨は、
http://japanese.engadget.com/2012/10/01/sb
に載っかっている。非常に煽動的である。
反面、KDDI社長は、
http://www.asobuoiphone.com/archives/4220603.html
に登場して、技術的な側面を非常にわかりやすく解説してくれている。

孫さんは、どちらかというと数で勝負なんだが、田中社長は質で勝負している、という感じか。
『契約者数業界2位へ』って言ったって、実はデータ通信用端末が多いイーモバを合算するとなると、
『SoftBank(3,014万) + WILLCOM(477万) + EMOBILE(420万) = 3,911万』であり、一方、KDDI陣営は『KDDI(3,589万) + UQ WiMAX(345万) = 3,934万』で、わずかにKDDIがリードしている。どこをどう見れば2位なのか、やはりソフトバンクは自分にとって都合の良い数字を持ち出して計算し、客観的資料のように見せかけるのが得意、と言わざるを得ない。
現在のKDDI社長はUQの前社長であり、それを知っての挑発をあえてしたのか…。

さて、TU-KAの復活を先日願ったのだが、案外アクセス数が多いのは、やはり私と同じような願いを持つ人が多いのか。普通、今の時代、『Tu-Ka』で検索はしないよな。田中社長にお願いしてみるか…。それとも経営のカリスマでありKDDIやセルラーグループの大株主稲盛先生の次のテーマにしてもらおうか…。まだ終わってないが、日航の復活劇は見事。日本のスティーブジョブズと言っても良い。ルックスはかなり違うし、プレゼンで売り込んだりもしないけれども。

一年前、孫さん、京セラに出資してもらってねえって怒っていたが、KDDIは正直社主と言っても良いくらい、京セラが入り込んでいる。経緯的に見ても、
国際電信電話株式会社と日本高速通信株式会社、第二電電(京セラ、DDIセルラー)、日本移動通信(IDO、TOYOTA)、ツーカー(日産、京セラ、DDI)となっており、孫さん歴史知らないな~と苦笑してしまった。

少なくとも、ツーカーユーザはiPhoneとは無縁である。京セラの簡単ケータイでよい。

2012年10月6日土曜日

KDDIはツーカーブランドを復活せよ(笑)

au is01の更新月になった。できるなら、ガラケーに機種変更してメール(家族にはau電話)のみ使いたい、という計画を立て、参考までに見学をしてこようと思い立った。
印象に残ったのは、ウィルコムの営業さんと話をしてきたことである。といっても、しっかりとした若い女性であったが。
『いま何台お持ちですか。』と聞かれたので、『いっぱい持ってる』と答えたのだが、連休中『この機種がおすすめです。』という。
何かと思ったら、SOCIUSという機種がなんと基本料金(新・ウィルコム定額プラン1,450円)が3年間無料だという。そして、無料の条件として、だれとでも定額への加入が条件という。当然、機器代金は0円である。なかなか良い商売をしている、と思ったのだが、その場での契約はやめてきた。
最大の理由としては、やはりソフトバンクとのインフラ共有によるところが大きい。ウィルコムは結局XGPを持てあまし、ソフトバンクはXGPを欲しがった。XGPをソフトバンクに売るために、そして総務省の目を欺くためには、『計画倒産』しか無かったのだと私は思っている。心情的に孫さんには投機的なキャラクターでありユーザーを煽る傾向があり、でも実は『違う』ところが多々あるため、金を払いたくない、と言ってきた。決してソフトバンク携帯は安くない。

次に行ったPCショップでは、懇切丁寧にauの機種変更について説明をしてくれた。こちらも若い女性であったが。auは著しく機種変更は不利で、客の中にはdocomo, auの2台持ちで、時期が来れば、それぞれMNPでキャリアを入れ替える、ということをやっている人もいるそうだ。その方が機器代金が浮いて得になるんだとか。

昔は、販促金というのがあって、安く端末を出せばキャリアから結構な補助金が販売店に対して交付されてたそうだ。だから、新規は当然安かったのだが、機器変更もそんなに悩まないで買えた。しかし、これはどこかのバカ新聞に投書したバカ野郎がいて、各社キャリアはこの制度を取りやめてしまい、割賦販売方式に改めた。だから現在は、機器代金は高いのである。しかも、各キャリアはパケを収益源と見込めるスマホに移行を図っているためもある。ただ、この割賦金相当の金額をキャリアはユーザーに対して還元する場合(ウィルコムのW-Value Select、docomoの月々サポートとか)もあるが、機種変更はあまりその恩恵を受けられない。バカ野郎の投書がまじめにキャリアに貢献しているお得意様に不利になる制度を作り出したのはどうしてか。特に古くからのユーザが損をする料金体系になってしまっている。MNPの制度化もそれに拍車をかけてしまった。二つの制度もゆがみを是正しようとしたら、逆に別のところがゆがんでしまったように見受けられる。

私は、何度も書いているが古くからのTu-Kaユーザであった。10年を超える期間、Tu-Kaと契約し、最後の2年間は期間が継続したauのユーザであった。auの携帯を持たされたときにびっくりしたことがある。
1 基本料金が実に高い。実にツーカー時代の5倍と言って良い。
2 その代わり、メール処理がすっげえ速い。3Gだから当たり前なんだろうけど。
3 エリアはTu-Kaと変わらねえな…。
4 継続利用の割引率が低すぎ…。
Tu-Ka時代は何しろ電話は使わないユーザであった。いや、メールもない時代から携帯電話は持っていたのだが、電話としてはあまり使ったことがない。なので、ツーカイプラン(1,300円)に2年後くらいに契約変更した覚えがある。それから、ツーカイプランの無料通話付『フリートークプチ』に契約変更した。で、そのままツーカーを10年継続利用したらなんと基本料は、半額くらいになっていた。auは5年で15%の割引でしかない。まあ、最初っから半額に割り引いてる、という契約ではあるけれども。でも、機種変更が高ければ、賢いユーザは転出するだろ。普通。

今は、auになってしまった古き良きツーカー*であるが、ここでKDDIに提案したい。案外、ユーザーはツーカーのような携帯を待っているかも知れない。
1 携帯でネットは128kで十分。特に見ないし…(帯域制限をする)。1日100MB程度の利用制限を設ける。ツーカーユーザーに使い放題は似合わない…。
2 通話は月に何回もしないし、月合計で10分もしないので、通話料金は別に高くて良い(フリートークプチは30秒30円くらいだったかな…)。
3 メールは通話の10倍くらいはやる→無料通話部分(フリートークプチは400円分)でカバーできれば良い。
4 ゲームはやらない。
5 後期ツーカーにとっては不利だった、音楽(メディアプレーヤー)、テレビ機能、FMラジオは本当は搭載してもらいたい…。Tu-Ka by KDDI時代、実にauユーザーが羨ましかった覚えがある。それ以外は特にいらない。
こんな端末、サービスを1,000円/月くらいで提供したら持つだろうな。で、長期ユーザには当然割引率を高くする。
で、端末筐体には、Tu-Kaの文字が。スマホの高機能はいらない。まるで現在のWillcom端末のようなイメージである。スマホ全盛の時代なかなか『ガラケー』は作ってもらえないだろうが、ここは株主の京セラ端末の改造で。
特に、機種変更については、ポイントを使用して既存ユーザには高くても一括3,000-5,000円程度での変更ができなければいけない。

で、スマホをIIJで使用している私は、ガンガンメール(ガラケーのプランEシンプル)のみ使いたいがために、中古W63SA(SANYO製FM/ワンセグ/ICレコーダー付)の購入手続きをとったのであった…。ただし、まだ月末まで解約の余地はある…。

* ツーカーとはここでは、関東、東海、関西で展開されていた、ツーカーセルラー東京、ツーカーセルラー東海(日産、DDI、京セラ)、ツーカーホン関西(日産)のことをいう。その他の地域でもツーカーと呼ばれている会社があったが、こちらはデジタルツーカーであり、日本テレコム+日産連合軍により設立されている。どちらも、ローミング提携先であったが、デジタルツーカーは、数々の変遷を経てソフトバンクモバイルと名称を変え、ツーカーはKDDIへと吸収された。
今の状況を考えると、KDDIは多分会社の整理、存続で大きな誤りを2つしてしまった。
① DDIポケットを売ってしまったこと。結局、変遷を経て現在はSB配下じゃないか。
② ツーカーのブランドを廃したこと。ツーカーユーザーはおそらくau継続はしたものの、料金の高さに辟易して他社転出の道を歩んだに違いない。私もいったんウィルコムに新規契約したし、周りの人もすでにTu-Ka→auはいなくなったんじゃないかな
ソフトバンクはウィルコム、イーモバイルの存続を明言している。キャリアの統合はお客さんに逃げられることにつながるので、残す、という側面もあるだろう。まるで、KDDIの失敗を学習しているかのように見える。