2014年2月16日日曜日

ジャンクのFMV LOOX T70Mを買ってみた。

ジャンクで3,000円で出ていた、あのFMV LOOX T70Mが欲しくなった。
なので、ポチッとしてみたのだが、写真で見る限りは、『Operation System not found』になっていたので、
① もしかしたらハードディスクが初期化されているかも。(一番の希望的観測)
② もしかしたらハードディスクがとられているかも。(まだまだいける)
③もしかしたらケーブル、コネクタ、IDEコントローラーが故障しているかも。(対応不可)
と考え、ほとんどが①もしくは②の事例である、と考えていた。

到着したマシンは、思いのほかきれいである。操作部分、たとえば、キーボードやタッチパッド部分は正直これまで入手したLOOXと比べればきれいである。てかりもない。これはいいみっけものをしたな、とうきうきしながら全体をアルコール消毒した。
で、電源投入し、『Operation System not found』を確認したので、ハードディスクをT50Rから移植し、これでどうだっという気持ちで電源ON。あれ、ハードディスクを認識してないな。おかしい、いろんなことをやってみたが、なぜか起動しない。
経験上、富士通の基盤で『ハードディスクコントローラー』が故障することなどなかった。そのないことが今私の目の前で起こっている。どうやってこいつを修理できるんだ…。そんな技術力は持ち合わせていないぞ。

しょうがない。T50RとT70Mはほとんど同一基盤である。T50Rから基盤を取り出し、CPUをT70Mからくっつければそれはそれで70Mじゃないのか。
ということで、分解してみることにした。
しかし、LOOXはツメの部分が弱く、分解を始めたとたん、3カ所の全面部分のツメをすべて折ってしまった。俺の根性ではLOOXの解体は無理らしい。二時間ほど格闘してあきらめた。
まあ、折ってしまったツメの近くにはねじがあるので、そんなに気にする必要もないが、そもそも小心者であきらめきれないところがある。
そもそも前所有者はハードディスクが認識されなくなったので、この機械を処分したのだろう。俺は嫁に謝った。家計に損害を与えて申し訳ない、と。ただ、ACアダプタ、DVDマルチドライブ、バッテリ(ジャンクの割には5時間持つらしい)だけでも一万円弱ぐらいだろう、という言い訳をした。

保守部品用として押し入れにつっこんでしまう前に、もう一回、ハードディスクをつけてみようと思いやってみた。深夜のことである。今度はエアのスプレーでコネクタ内部を吹いてみることにした。
で、やってみた。あれ、なんかほこりの固まりが出てきたぞ。じゃあ、ハードディスクを付けたら?。

あれ、認識した…。

ということで、月曜日から私のモバイルマシンとして、こいつを使うことになった。T50Rの白い塗装よりもT70Mのツヤ塗装の方が高級感があるし。

ああ、ツメが…。ひたすら残念・・・。



2014年2月11日火曜日

AX4SG-ULのCPU交換 Pen4 2.60GHz → 3.06GHz

足(ピン)が30本ほど曲がった3.06GHzのCPUを拾ったので、愛機AX4SG-ULに付け替えしてみた。足を伸ばす作業に2時間ほどを費やし、いざマシン解体へ。

【差替前】
2.60GHz (200MHz x13) 800MHz 512KB 69W

【差替後】
3.06GHz (133MHz x23) 533MHz 512KB 81.8W

どちらもHyper-Threading Technologyを搭載しているため、CPUはかたち上2つ見える。
CPU速度は速くなると言っても、従前のものは デュアルチャネルモ-ドでFSB800MHzであった。これが未だに使用できる原因だったりするのだが、内心、そんなには速くならないだろう、という予感がしていた。
当然ながら付け替え後はFSB 533MHzで動作するが、体感上はそんなに遅くなってはいない。むしろ、操作しているときは速くなっていることを実感する。ちなみに、HDBENCHの結果は下記の通り。

【差替前】
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.30  (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name     
Processor   Dual Pentium4 2592.01MHz[GenuineIntel family F model 2 step 9] 
VideoCard   RDPDD Chained DD 
Resolution  1280x1024 (32Bit color) 
Memory      2097,151 KByte 
OS          Windows NT 6.1 (Build: 7601) Service Pack 1 
Date        2014/02/11  10:29 
@oem7.inf,%devdesc3%;Symbios 815XS PCI SCSI Adapter; 53C815 Device
  HP      C1537A          L708
   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 40944    86443   98043   221336   79795   155948           9
Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
     5192   3114    2265     135   39705   16138    3153  C:\100MB

【差替後】
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.30  (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name     
Processor   Dual Pentium4 3057.31MHz[GenuineIntel family F model 2 step 7] 
VideoCard   RDPDD Chained DD 
Resolution  1280x1024 (32Bit color) 
Memory      2097,151 KByte 
OS          Windows NT 6.1 (Build: 7601) Service Pack 1 
Date        2014/02/11  14:16 
@oem7.inf,%devdesc3%;Symbios 815XS PCI SCSI Adapter; 53C815 Device
  HP      C1537A          L708
   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 45253   101951  112882   221797   77362   155215          16
Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
     2713   4164    3202     151   44271   26528    3484  C:\100MB

平成15年だったか、自作機の中身を入れ替えようと家族を引き連れ、今はなき近所のパソコンショップでMBとCPU、メモリを選んだときに、店員に「この組み合わせおすすめですよ。」と言われ買ったことを思い出した…。Windows7も快適に?動作している。まあ、どちらのCPUを載っけていてもそんなに遜色がないみたいなので、今回はそのまま使ってみよう。さて、あと何年このマザーボード使えるのだろうか。抜群に音がいいというMBではあるけれども。

さて、夕方になって、中古屋を訪ねてみた。
そしたら、また(笑)足の折れた、今度はPentium4 3.0GHz,   800MHz 1MBがジャンク500円であるではないか。こんな時にこういうのは買いだと思って、買ってみた。今までは、『Northwood』ベースOnlyであったが、自分自身の自作機では『Prescott』を扱ったことがなかった。
足の曲がりは10本程度、実はもう老眼の年齢ではあるけれども、ド近視でこういった作業はさほど苦労はないもののさすがにこの頃は衰えてきたようだ。それでもソケットには一発で挿入できた。
で起動、とやってみたもののあれ、起動しない。もう一回、投入するぞってやってみたら、BIOSの起動画面が無事に表示された。よし、Windows7でベンチマークだって思ってやってみたら、電源が…。落ちた…。
もう一回、電源投入…、あれ今度はすぐに落ちたぞ。もう一回。あらまただめだ。しょうがない。以前のCPUに換装するかな、と思ってCPUの準備もして開けてみたら…。CPUファンの電源ケーブルが外れっぱなしであった。なんか、外すとき、こういうのよく忘れるんだよな…と思っていたものの見事忘れてしまったらしい。
あと、再起動時にも不具合が発生しているようだが、あとは普通に動いているかな。何よりもメモリ周りが速くなったのはありがたい。
ということでベンチマーク。

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.30  (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name     
Processor   Dual Pentium4 2990.84MHz[GenuineIntel family F model 4 step 1] 
VideoCard   RDPDD Chained DD 
Resolution  1280x1024 (32Bit color) 
Memory      2097,151 KByte 
OS          Windows NT 6.1 (Build: 7601) Service Pack 1 
Date        2014/02/11  22:55 

@oem7.inf,%devdesc3%;Symbios 815XS PCI SCSI Adapter; 53C815 Device
  HP      C1537A          L708

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 55129   145416  152167   242278   90828   181511          18

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
     3558   4599    3911     186   42524   39475    4847  C:\100MB



やっぱりこのCPUでは速くなったものの不具合が…、なんで?、と悩んでみたところ、ただ単純にBIOSが非対応なだけでアップデートすればよいことがわかったので、深夜に探しまくってアップデートしてみた。なんと、私のAX4SG-ULのBIOS Ver.は1.00で、Prescott コアは1.11以上が必要だということである。
今のBIOSってWindows上からダブルクリックするだけでアップデートできるんだな。久々だったので思わずフロッピー用意しちまった(笑)。