2014年9月20日土曜日

初めてUbuntuを使ってみた

久しぶり。
今まで、Ubuntuを使ったことがなかったのだが(正確にはNetWalkerはUbuntuだったけど)、愛器FMV LOOX T70Mの30GB程度の領域に入れていたWindows 7に飽きてしまったので、まあやってみた。
Ubuntuは人気あるけれども、難しさ、という意味では他のものと変わらない。debian系統であり、むしろ難しい部類ではないのか。現在のUbuntuフィーバー(笑)は古くからのBSDユーザーの私から見れば単なるミーハー現象であり、決して評価できるものではない。無料OSといえども、何もしなくても、知識がなくてもDVDが閲覧でき、ワープロで文書作成ができなければいけない。そういった意味でUbuntuも含めLinux, UNIXは失格し続けている。
さらに、依存性の問題や下の方に出てくる『シンボリックリンク』の問題など、素人には難しすぎる解決すべき問題もある。なんとかならないものだろうか。
ただ、情報があちこちに落ちているのでやりやすいとは感じた。
以下、コピペばかりだが忘れない程度にインストール記録を書き留めておく。

14.04LTSは旧式マシンには遅い、重い、と言われているが、ま、十分実用になる。
今回の最新Ubuntuでは、タッチパッドを使用したスクロールが、『二本指スクロール』で、前回のVineでは『スクロールゾーン?』(右側と手前側の限られた範囲)だったのが一番の違いかな。また、WMも初めて使うものだったので戸惑ったが、ステータスバー?にカレントのアプリのメニューバーが表示されるところ、これには驚いた。まるでMacintoshではないか。Gnomeでもぜひ採用してもらいたい。
Ubuntuの画面左側のランチャについては、さほど高機能ではない。 正直、取っ払ってCairo-dockとかdocky程度のもので良さそうな気が。Gnomeのような『アプリケーションメニュー』を廃したところは、思い切りが良くて評価はできるけれども、アプリケーションをひとつ立ち上げるのに『Ubuntuボタン』(コンピュータとオンラインのリソースを検索)に頼らなければならず、このメニューに登録されていなければ、アプリケーションの起動さえも厄介な事態となる。例えば、ドライブのマウントはどうやったかな…っていう時に、Gnomeであれば『アプリケーション』→『システム』あたりをたどっていけば良いのだが、Ubuntuはそんなものあるかどうか、正直わからないだろう。正解は検索窓に『Disk』とか打ちこめば、『Ubuntu』のボタンには従来の『gnome-disk-utility』が検索され実行できる状態となるのだが、やはり初心者向け、とは言えない。今後は『アプリケーション』メニューと同等な機能を持たせてもらいたい、と思う。
【参考】LibreOfficeのメニューバーの位置に注目

Ubuntu 14.04 動画や音楽を再生する

ソフトウェアセンターから
Ubuntu restricted extras をインストールする。

 

Ubuntu 14.04 市販のDVDを再生する 

$ sudo /usr/share/doc/libdvdread4/install-css.sh

かな入力時、『ー』キーを押すと『ろ』が入力されてしまう問題

以前、CentOSやVineで発生していた問題が『再来』した。前回と同じようにキーアサインの変更により修正しようとしたが、なかなか修正方法が見つからない。
そこで、下記の先人の修正モジュールにより対応することにした。
なかなかやりますな…。
Linux使いに『かな入力』する人が少ないみたいでよくこういうことは発生する。20年位前に私がFreeBSDを初めて使った時など、『かな入力』はできなかったもんな。今は、業務に十分使えるレベルになってきた。
*会社で業務データの入力などはローマ字入力を実施しているが、このような随筆、論文やレポートなどはゆったりとコーヒー飲みながら『かな入力』をするのが俺の主義。

【引用】
[ubuntu-jp:4853] fcitx-mozc/fcitx-anthyのかな入力問題の抜粋です。
fcitx-mozcとfcitx-anthyにはかな入力に問題があって、「ー」が「ろ」になっ
てしまっていたのですが(fcitx-mozcの場合)、これを修正してもらい、パッケー
ジをアップロードしました。
出典 : http://ubuntu-jp.gmang.org/2014-May/004852.html

sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/fcitx
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
でインストール後Fcitxを再起動したら有効になります。

 

起動時のブートローダー時間の変更

①エディタでgrubを開きます
$ sudo leafpad /etc/default/grub
②GRUB_TIMEOUTの値(秒)を変更し、保存します
③update-grubコマンドを実行します
$ sudo update-grub
出典 : http://www.deepla.net/ubuntu/L1404/Lubuntu1404.html

 

プリンタの設定

【EPSON EP-803A】
ESC/P Driver (full feature)とESC/P-R Driver (generic driver)があるが、
ESC/P-R Driver (generic driver)のほうが入れやすい。

エプソンに言いたい。この2つのドライバ、どこが違うのか、ホームページに記載すべきである。当方は比較的ネットワークの専門家で、どちらのドライバでも設定できてしまうが、やはり素人ではネットワークの設定とか、lprの設定とか、絶対にわからない。当方の結果ではESC/P-R Driverなら、ドライバーを入れたあとプリンターを勝手に検索して、lprポート名も勝手に決めてくれる、という結果となったが、各メーカーのこういう態度がLinuxの普及を阻害している一因でもある。Linux普及のためにはWindowsと変わらぬ、いやそれ以上の設定のしやすさが必要であることは常にこのブログでも言っているとおり。
ただし、ドライバーを提供してくれるだけでもありがたいことなので、EPSONさんには感謝申し上げる。やりかたがイマイチなだけで(笑)。

 

スキャンの設定

ドライバダウンロード
http://download.ebz.epson.net/dsc/search/01/search/

ソフトウェアセンターで下記の3ファイルをインストール
iscan-data_1.29.0-2_all.deb
iscan_2.29.3-1~usb0.1.ltdl7_i386.deb
iscan-network-nt_1.1.1-1_i386.deb

このままではUSBにスキャナを探しに行って動作しないので、
sudo gedit /etc/sane.d/epkowa.conf
で、ネットワーク設定を編集する。
net 192.168.xxx.xxx 1865
をやればネットワーク動作する。
これについても、EPSONさんドキュメントが必要です!!。

 

Wineの設定

sudo apt-get install wine

winecfgでVistaに設定後、Microsoft Office 2007をインストール。その後ライブラリでriched20(Windows,Native)を設定。

Winアプリ下では、日本語入力はすべて『システムライン』入力となる。エコー入力ではない。今回のUbuntuのみの現象と思われるが、一太郎もWordもすべてシステムライン入力として固定化されており、『InputStyle=root(overthespot)』などの設定をレジストリに行っても、エコー入力とはならなかったし、アプリが起動不可になってしまったので注意。設定がどこかおかしいのかもしれないが…。
もしかして、UbuntuならWimeも動くかも…。

Radikoツール (air版)

こんな感じか…。
wget http://airdownload.adobe.com/air/lin/download/latest/AdobeAIRInstaller.bin
chmod +x AdobeAIRInstaller.bin
sudo ln -s /usr/lib/i386-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0
sudo ln -s /usr/lib/i386-linux-gnu/libgnome-keyring.so.0.2.0 /usr/lib/libgnome-keyring.so.0.2.0
sudo ./AdobeAIRInstaller.bin
ここで再起動。

【radiko.jpガジェット for Windows & Mac】
Radikoのページから、「RadikoAir_3.1.5.air」をダウンロード。
そのまま、 RadikoAir_3.1.5.airを実行すると権限が不足してできないので、sudoでnautilusを立ち上げてそこから実行するか、sudoでコマンドライン(ターミナル)から実行する。
(シンボリックリンクなど自信がないのでうまく行かない場合はこれを手がかりに調べて見てください。)

参考画面