2015年12月31日木曜日

スマホ2題 (au Xperia Z4とHUAWEI Honor6 PLUS)

マイナンバーが世の中佳境である。
いかに国が不合理かつ不効率な仕事を市町村の住民担当に押し付けているか、と言うことを書き綴りたいのだが、一生やる仕事ではないんでとりあえず我慢する。そのうち言うかも。まあ仕事は市町村がやって、国はある程度頭で考えるのだが、まったくこいつら現場知らねえなっていうことが何度もあった。あまり自治体に負担をかけるな、と言いたい。システムでさえ、設計がなっていないところがあってそこは言いたいが、まあそこは秘密の事項になるかもしれないんで。

12月になった頃、これまでiPhone一辺倒だった嫁が、量販店のXperiaを触っていて遊んでいたら、これはいい、ってことになって、オークションで探し、docomo版を購入した。嫁はすでに老眼であり、『でかい、速い、明るい』を満たしている機種でないと満足しない。さらに、docomoのiPhone5sを契約中であるが、高額キャッシュバックを月々に振り分けてもらっており、本当はiPhone本体の価値が落ちないうちに解約し、下取りに出したいところだが違約金が2万円を超えてしまう計算になってしまうのでやめておいた。また、嫁のiPhoneのSIMをXperia Z4に突っ込んでみたところ、通信は出来なかった。これは、通信系のオプションが原因らしい。嫁はちょっと古い契約で、新しい契約であればこの機械に突っ込んでも通信できるとか。詳しい話は忘れてしまったけれども。
そういえば、昔SO-03Cを持たせたことがある。回線はIIJmioであったが、当時はLTEや現在は3Gある高速なオプションなどもない時代、128kbpsの回線でやっていた時代である。 それでも、ウイルコムの貧弱なデータ回線から乗り換えてきたので、感動はしたものの使えない機種となってしまい、iPhoneへと移行した覚えがある。その後、MVNOも高速回線や音声プランが当たり前となってきて状況がつくづく変わったな〜と思う。
で、今回嫁がチョイスしたのはXperia Z4 SO-03G + イオンSIM(IIJmio 音声回線 +1GB)である。総じて、満足していただいている様子である。

最近、随分と白ロム市場は高騰したな、と思う時がある。特にドコモは高い。iPhoneも10万、Xperiaも10万ではないか。半額程度で仕入れたが、それもやっとのことで探しだした。で、IIJmioで使用してみたところ、非常に良い結果である。さすが、といったところ。私もこの機種が欲しくなっていろいろと考えた。

現在、Xperia (SO-03D)をルート化して、デザリングOKにしているし、世の中LTEになる寸前に破格値の新古品を1万円で入手したこともあり、当分変えることなど考えていなかった。 ネットラジオ聴取用が主な目的のためSIMはぷららモバイルLTEの使い放題である。また、IIJmioはMR-03LN(モバイルルータ)に突っ込んであるが、iPad miniのセルラーモデルにはUQのSIMを突っ込んでいるので、モバイルのルータは価値がなくなってしまっているのは事実。正直、回線はそのうち整理すべき話であるが。

で、目をつけたのがau版のXperia Z4 SOV31である。VoLTEの機種であり、そのままではMVNOのSIMはハネられる宿命にある。しかし、SIMロッククリアすれば、ドコモのSIMも使えるじゃん、ということで、Amazonから購入して遊んでいたところである。どうやらSIMロッククリアは5月まで待たなければいけない機種だったみたいだが、当分MR-03LNで通信させりゃあ良い話で、ぷららモバイルLTEのSIMを突っ込んで通勤時の暇つぶしに活用している。課の旅行でもこの組み合わせを組み合わせを携行したが、困ることなど何もなかった。
ただし、普段はBluetoothテザリングを使用しているので、050Plusが使用できなくて困る。これは仕様上の話であるので、改善(というか仕様変更)を望みたいところである。課の旅行時に一回、電話を使用したが、その時はWi-Fiテザリングにぱぱっと切り替えて使用した。
嫁のdocomo版Z4が95点の出来だとすると、au版Z4は65点の出来である。技術的には難しかった、と推察されるものの、au側の行き過ぎたSIMロックがこの原因である。KDDIはもうちょっと先を見据えた戦略は描けないのか。確かに、VoLTE化は必要かもしれないが、大多数は大した回線は必要としていない。必要としているのは安価であったり、機器の汎用性であったりする。ソフトバンクに比べりゃ応援はしたい気持ちがあるが、2Gにしろ3Gにしろ安易に切り捨て、新しい規格に移行したんで、旧機器は使えません、みたいな気風はどうしたものか。どちらも使える、というふうに持っていかないと機器が売れることはまずない。経営者側が判断を誤っていると言わざるを得ない。この機器を出すのにあたっては、ロックをかけたとしてもMVNOへの考慮はしなかったのか、ということが言える。特にUQはKDDI内の企業だし、SIMの販売元もKDDIだしね。元系列企業のウイルコムを目前でソフトバンクに持って行かれたあの悲劇を繰り返したいのか。

ちなみに、SIMロックを解除せずUQの普通のSIM(KDDI)を突っ込んでも通信は出来なかった。UQの提供するMulti SIM(VoLTE)を使用するためには、UQ側はSIMロック解除しろ、と言っているので、5月になったらSIMロック前にUQのSIMを仕入れて実験し、どこまで出来るか検証した上でSIMをクリアしようと考えている(正直、UQにSIMを貸してもらいたいくらい)。

物欲には限りがないもので、この時点でまたまた欲しいモノが出てきてしまった。一つはASUSの格安ノート、もうひとつはこれから書く『HUAWEI Honor6 PLUS』である。本当は、ASUSのノートPC『ASUS 2in1 タブレット ノートパソコン TransBook T100HA-WHITE』がかなり欲しかったんだけれども、欲しかったホワイトがAmazonでクーポン対象ではなく、また、グレーのモデルも在庫が切れてしまい、こちらはクーポンは使えたものの大人気で一時的にクーポンが切れてしまったらしく、購入をあきらめた。確かに、今年、iPadをキーボード付きで買ったもんで用途が重なる、というのもあるかもしれない。

悶々とした中で年末にこんなのを見つけた。本当はプラチナバンドとプラスエリアに対応した『HUAWEI P8lite』が欲しかったんだけど、格安ではなかったんで…。
【出典 : http://mobile.rakuten.co.jp/
 今まで、フリーSIMの使えるスマホがなかったこともあって、いろいろな実験に使えるかなあ、と思ったこともあり、また、今回半額対象がデータSIM(200kbpsで525円)でもOKとのこと。モノだけ仕入れといて、即解約、ということもできるらしい(性格的にそういうことはしませんけど)。
また、現在(12/28以降)は音声通話を契約する方のみ半額で、ということになっている。

この機種、あまり詳しいことは書かないけれども、ドコモのプラスエリアは対応しているけれどもLTEバンドは1,3,7の対応、とのこと。ドコモはバンド1,3,19,21,28を使っている(らしい)ので、共通するところは1,3のみ、ということですね。
ネットには東名阪でならOKだけれども、その他の地域、特に山間部では苦しい、かもしれない、ということだった。ネットでは、『中途半端』という評価も散見される。

で、昨日届いたんで、まず最初にUQ mobileのLTEのSIMを突っ込んでみたところ、通信はできなかった。一応SIMはKDDIのもの、という認識はしているらしいし、電話番号の認識もしているのだが、SIMのせいなのか、Bandのせいなのかわからない。まあ、これは今後とも調査してみるということで。
 で、次は楽天SIM200kbpsで試してみた。楽天から買ったので、設定済み、とは聞いていたものの、モバイルネットワークの設定値は2つ存在しておりどちらも通話SIMになっていたのでどちらかなあ、と説明書も読まず悩んでいたが、今回は2つ目のもの(rmobile.jp)が正解らしい。ひとつ目のものは旧設定とのこと。
月額525円でどこまで出来るかやってみたが、いわゆるバースト機能が効いており『えっWi-Fi?』と見間違うくらい案外速い。Speedtest.netで分析したところ、初速で5Mbps以上は出ている。この契約に先立ち、長年連れ添ったIIJmioを解約してしまったが、安いし十分代替になる、という結果である。
 全体の使用感としては、
・ 起動時の楽天ロゴが!!!…。
・ 操作感としてはさくさくってかんじ。ブラウジングは多少引っかかる。
・ iPhoneを真似たホーム画面は最初どうかなって思ったけどなかなかいい感じ。すっきりしていて、基本的なところは押さえている。
・ 楽天のアプリ関係が結構入っているが、ドコモ、auのアプリに比べれば…。まあ、余分という人もいるが、私は使わずに放置。
・ おまけされてたレザーケース(PUか?)は質感はかなり落ちるものの、画面のON/OFFがAndroidには珍しく可能となっている。このレザーケースが変わっていて、覗き窓があってケースを閉じると時計が表示される。また、その時計を指で動かすとメディアプレーヤのようなものに切り替わる。一見カッコイイがおじさんは活用法を見いだせない。むしろ、その覗き窓の部分にホコリが溜まってしまう場合がある。
・ 本体の付属品に画面及び背面のフィルムが付いている。ただ、最初っから工場出荷時の保護フィルムが機体に貼付されているので、これを活かす手もあると思う。皮脂はどちらにしてもつきやすい。
・ バンドをフルに活用できない点については、東海地方に居住しているためあまり気にならない。アンテナピクトは振り切れている。
・ 画面表示もいい線を言ってる。PCサイトを表示させ、ページ幅で表示させたとしても文字は判別可能(なくらい)。
・ 050Plusの回線判定は良好。また、回線テストは若干聞き取りづらいところが出ているが、多分使うには問題ない、と思う。
・ Radikoも200kbpsで流しっぱなしにしたけれども、特段問題はなし。ただし、聴取中にブラウザを使ったりすると音声が途切れる。
・ 当機の海外版は『FM ラジオ』が付いている、という情報もあるが、こいつには付いていなさそうだ。復活させる手段があるならどなたか教えてください。

 最後にこの機種最大の特徴、『ダブルレンズ』について述べたい。
この機種の本体背面に2つレンズが載っているけれども、こいつでとった写真が面白い。
こんな感じである。
背景のコーヒーカップをぼかしてみた。Z4が強調されて渋さが出てきてる。
キーボードの上に万年筆をのせて近接撮影。背景のキーボードにピントがドンピシャ、万年筆は多少ピントはぼけたが、ブログ用に縮小する前はニブの文字が判読可能であった。ぼかし効果が効いて前面が強調された。

人物であれば、そこに一旦ピントを合わせておき、『ワイドアパーチャ』機能で写真を撮れば、背景をぼかした写真を撮れる。これで家族の写真をとってあげたら大受け、である。ちょっと上品な写真が撮れる、ということかな。
上記は、机の近くのモノを撮ってみたが、ダイソーから買ってきた、腕とセンスのない私が撮った万年筆であっても2,000円くらいのものになっているに違いない(笑)。

【追記平成28年1月16日】
Honor6 PLUSだと050Plusの動作に不具合が発生している。
まず、Bluetoothテザリングで050Plusは動作しない。これは Honor6 PLUSだけが悪いわけではなく、050Plus側の仕様により一切動作させないようになっている。これについては動作させるよう個人的には要望を行っている。理解できない仕様である。200kbpsの回線でも動作するのに、なんでそんな制限を行ってしまったんだろう。
また、Honor6だとWi-Fi接続下では050Plusは受信も発信もできないことがわかった。050Plus側が言うにはプログラムの再起動をすれば動くかも、ということだったか、それでも改善しなかった。そもそも動作保証のされた機種ではないとのことで、責任は負えないそうである。

2015年9月27日日曜日

プラチナ プレジール万年筆

毎日、万年筆を使っているが、一番気に入っているのはペリカンM250でニブをM400に換装したものである。全部で正直三万円以上かかっているが、正直書き味はよろしくない。ただ、ちょうどいい軽さと日本語の筆跡はダントツにキレイである。多少の引っ掛かりがうまくかける要素でもある。これは人によって異なる部分でもあるけれども。
金ペンは柔らかいので、筆記中はニブが開く。開いたところが多少引っかかるので、勢い余った筆跡の私にこの微妙な引っ掛かりがブレーキの役割を果たし、ちょうどよい筆跡となる。
また、その他普段使っているのは、Watermanのメトロポリタン、PILOTのCOCOONあたりだろう。メトロポリタンより高いエキスパートもあるのだが、ペン先が気に入らず、またちょっと私には重いため普段使いには使っていない。メトロポリタンもCOCOONも比較的つるつる系で書き味はいいのだが、COCOONがつるつるそのものだとすると、メトロポリタンはさらさら系のブレンドがあるといったところだろか。それぞれ、極端なところ個体によってずいぶん書き味が異なるところが万年筆の醍醐味でもある。

さて、最近、家族で市街地の文房具屋に立ち寄って万年筆を眺めていたところ、見慣れない万年筆が置いてあった。プラチナのプレジールという商品名である。名前は聞いたことがあるが、私の万年筆データベースにはこんなにしっかりとした万年筆ではない記憶が…。キャップをはめたままだと、金属軸なのでPILOTのCOCOONあたりではないかと見間違うくらいの一応『高級感』があるし、またキャップを引き抜くとああ、やっぱり、というような大量生産向けの透明軸が、プラチナスタンダード型鉄ニブをくわえこんでいる。各色をそろえ、ペン先は0.3(細字)、0.5(中字)がある。買うつもりでやさしくペン先をさわってみたら、『?!』。久々のヒットの感触。これは…、ということで買ってみた。


さて、肝心な書き味であるが、プラチナは一般的に『サラサラ感』が強いのであるが、これはインクフローも良好で、『つるつる感』が強い。ペリカンやウォーターマンの鉄ペンに比べると、限りなくパイロットの鉄ペンに近いのである。日本語の漢字は、頻繁に筆記角が変わるので、場合によっては引っかかることも(特に舶来物はその傾向が)あるのだが、この万年筆はよく磨かれているようでそれも目立たない。正直なところ、これでよく1,000円で提供したものだ、と驚いた。ペン軸を黒軸に変えれば、国産であれば3,000円、舶来品であれば5,000円(もしくはそれ以上)であってもおかしくない。それだけ素晴らしい一品である。
このニブは一般的な細字よりも太いようだ。海外製の細字ニブと同等と考えてよい。また、勢いに任せて書き殴るクセのある私にとっては、つるつる感が強すぎて大きな文字ならばよいが、小さい文字はこの万年筆は書きにくい。また、金属軸(たぶんアルミ軸)なんだろうけれども、軽すぎて、また表面がつるつるしすぎて持ちにくいかもしれない。ただし、書くときは指先がプラスチック部分にくるので、実際の使用時においては滑る心配はさほどないだろう。
一番のすごさは、こんな安価な製品であるにも関わらず、あの『スリップシール機構』が搭載されていることである。勘合式万年筆は概してインクが乾きやすいが、この製品は確かに書き始めがしっかりとしている。ペン軸が割れたりしなければ、長期間使える万年筆になり得るだろう。
とりあえず、万年筆を使ってみたい方にもおすすめの一品である。この製品は安いわりにスゴイ。

そういえば、昨年末に注文した、プラチナ3776 Century(超極細)http://www.platinum-pen.co.jp/fountainpen_century_new.htmlは、本当に極細で、最初は取り扱いが難しかったものの、慣れるとかなり小さい文字が書けるようになった。これは普段使いとは言えない、用途限定の万年筆であり、手帳書きと文章の補正用に活躍している。納品まで時間がかかったのは、どうやらメーカー側でニブを削いだり研いだりしたためらしい。超極細の目的を達するため、インクフローは最低限に抑えられており、私の得意な速記には向いていない。ただ、この万年筆を使うとプラチナ万年筆の『根性』が感じられるのである。パイロットやセーラー万年筆とは方向性が異なる、モノづくりへの不器用な執着がダイレクトに感じられるのである。そうでもなければ、商品化の難しい、こんなにも手間のかかる『超極細』を、ほかの3776と同じ値段で提供したりしないだろう。
とはいっても、国産も舶来もそれぞれ特徴があって好きなんだけれども。

2015年9月25日金曜日

Windows 10でApacheが起動しない

Windows10にレベルアップしてみたら、なんとApacheが起動しなくなってしまった。

ということで、イベントビューアーを拝見したら、
『The Apache service named reported the following error:
>>> (OS 10013)アクセス許可で禁じられた方法でソケットにアクセスしようとしました。  : make_sock: could not bind to address 192.168.0.3:80』となっている。

まさか、と思って『Windowsの機能の有効化または無効化』を開いてみた。


なんと、IISが起動しているではないか。
これを無効化して、一件落着…。

2015年9月3日木曜日

インドネシア高速鉄道 決定前の報道に触れて

タイの高速鉄道につづき、インドネシアでも高速鉄道をやるんだとか。で、興味を持ったので最近の報道をまとめてみた。

日中の受注合戦 終点間近 インドネシア高速鉄道 8月30日 産経ニュース
日本 『総工費約50億ドル(約6千億円)の75%に、利率0・1%で返済期間40年、猶予10年の円借款供与などを確認。着工を2019年から16年に前倒しし、19年に試験走行、21年完成という計画を示した。』
中国 『総工費約60億ドルの全額について、利率2%で返済期間40年、猶予10年という条件での融資を提示。3%以上、最長25年という通常の融資に比べ、「破格の条件」(関係者)で日本に対抗した。』『また中国は、ジョコ氏の大統領在任中である18年に完成させる計画だ。短い調査期間と合わせて実現性を疑問視する声もあるが、通貨安や景気低迷に悩むジョコ氏には魅力的な提案だ。』
『ジョコ氏は12日の内閣改造で、知日派で新幹線方式の優位性を訴えていたゴーベル貿易相を更迭。中国案を推すリニ国営企業相は留任した。日本政府筋は「改造後の閣内にも日本の理解者は多い」と述べ、影響は限定的とするが、逆風となったことは否定できない。』

8月31日 (東洋経済オンライン)
政府筋『「中国案のほうが政府の財政負担が軽く、安全面の問題への対応も適切になされているため、中国案に傾いている」と述べた。』
別の政府筋『インドネシア政府が大規模なインフラ計画の発注で日本と中国の間でバランスを取ろうとしていると指摘した。日本は既にジャカルタの都市高速鉄道と石炭火力発電所の建設を受注している。』

インドネシア高速鉄道 大統領が採用決定へ 9月2日 NHKオンライン
『インドネシアが導入を計画している高速鉄道を巡り、日本と中国が受注を目指すなか、インドネシア政府は2日夜、関係閣僚による会議を開き、日中どちらの計画案を採用すべきかについて議論し、一定の結論に達しましたが、内容については明らかにしませんでした。』
『会議の結論は4日、ジョコ大統領に報告され、日中どちらの計画案を採用するか最終的に大統領が決定を下すことになっています。』

発表は5日もしくは7日だとか。これらを見る限り全体的に日本がかなり不利との印象を受ける。
すでにインフラ面で日本に発注をしており、『今度は中国に発注するかな、建設費も安くて安全面も中国のほうが上だし』と簡単に言ってしまえばこういう意思があるらしい。
しかし、そこには若干違和感が。建設費用はともかく、日本の運行システムの安全面とその実績は評価されていないのか?。

これは某掲示板で言われていたことだが、8月31日の記事は明らかに日本のことを書いている、という指摘があった。
『日本案のほうが政府の財政負担が軽く、安全面の問題への対応も適切になされているため、日本案に傾いている』
これなら世界中が頷く記事となる。報道の記者は案外いい加減なもので、政府関係者が混同してしゃべったことをそのまま書いた可能性がある。現時点では、日本中が失望しているが、案外杞憂に終わるのかもしれない。間違った記事を日本の報道機関は一斉に和訳して流しちゃってることは大問題だろう。もし間違ってるとしたら…ね。
もう一点、あえて9月3日を外した、という説も出ている。これは、中国側の対日戦勝記念日で、『中国に発注します!!』という発表を9月3日にしてしまうと過度に日本側を刺激してしまうので、9月4日以降にした、との説もある。某国の対日戦勝記念日など日本国民は全く気にしない。これも間違えている可能性が高い。仮に『日本に発注します!!』という発表を9月3日にしてしまうと過度に中国側を刺激する可能性はかなりあるだろう。

日本製は安全性は高いと一般的に言われているけれども、実は金額面でも日本有利、という話もある。細かい利率の計算なんて私はできないけれども、日本案は労働者と原材料は現地で調達するんだとか。これに対して、中国案は中国から原材料と労働者を送り込む。もし日本に発注するとしたら、インドネシア政府は日本人のやり方をよく知っている。なぜなら日本軍政下でも、現地で兵を教育したり、現地で産業を育成したり、というやり方をしたらしい。これが結局今でもインドネシアの皆さんに感謝されている礎になっているのなら、日本を採用する可能性が高い。特に、産業面で日本の建設技術に触れることで、産業の育成に寄与することは容易に想像できる。
もうひとつ、日本に確実に有利なもの、それはインドネシアに存在する歴史である。独立戦争において日本兵も実は戦い、相当国民感情は親日らしい。インドネシアの神話にも日本人は実は救世主として予言されているんだとか。教科書は日本の活躍にかなりのページを割いている状況だと聞いている。まあこれがビジネスに直結するかどうかわからないけれども、ここで中国に発注してしまうと、支持率が下がってしまうのではないか、というくらい親日なのではないか。まあ、これは私が勝手に言っていることだけれども。
インドネシアにとっては日本は特別な存在らしいが、決定はどうなるだろうか。中国案は無理矢理感が強く実現可能性が低そうだし、資金繰りに頓挫するような気もするが。ビジネスに積極的な善意があれば中国も勝てるさ。

* 9月4日のニュースで、インドネシア政府は日中両国案ともに採用しないことを決定、とのこと。表向き、巨額の財政負担に耐えきれない、ということだが、本音は日中両国の熱心な営業活動に辟易し選べなかった、とも言われれている。また、中速度の鉄道で十分だとか。実のところなにを考えたか、はわからないが中速鉄道ならやはり日本の得意とする分野ではある。結局高速鉄道ではなく普通の鉄道の車両をくれ、と言ったところか。
中国としてはメキシコで一者落札して気を良くしたところで、メキシコ政府から「やっぱヤーメタ」(契約できなかったらしい)と言われてしまったので、今回は勝ちたかった。日本は国をあげて「中国には負けられない」戦いを挑んだので、このオチは当然の成り行きかもしれない。頭を冷やせ、というところだろう。

* さらに9月24日、インドネシアは再度高速鉄道建設に向け翻意した、とのこと。今回はどうやら中国側から有利な条件提示があったらしい。日本側としてはいよいよ苦境に立たされている。

* 本日9月30日、朝のニュースで日本案は採用されない、ということだった。 政府保証の有無が決め手だとか。日本案のように「雇用の創出」とか「技術移転」はあまり興味がないらしい。残念だけれども。 

 * 10月1日、新聞紙上で、『中国は地質調査もしていない、駅の数も一緒であり、まったく日本側のコピーである。建設期間も短く、このまま建設すると用地交渉、建設、資金調達、運用と、すべての面でうまくいかない可能性がある。』と報道された。

* 10月2日、掲示板上で「インドネシアの人々が落胆」していることが伝えられる。閣僚から日本側の資料が流れ、それを中国側がコピーしただけで、さらに日本は閣僚に封筒を渡さなかっただけだとも。なんか変な予感がする。個人的な予想として、用地確保前に事業が頓挫し、日本側がODA借款で建設実施もあり、かなと思う。その頃になれば特定閣僚もいないだろうから。中国案では事業遂行を保証するものが何もないような気もする。中国側が建設しているところで、地震が発生し上部工が落下し手抜きが露見するとか、インドネシア側が高い金利に音を上げるとか、十分予想される話である。なんせ特定の閣僚以外は日本製がいいらしいから。日本人はビジネスとして自立できなければ手を出さない。自立が大事である。
大統領が中速の鉄道にするって言った時は、特定の中国を採用したい閣僚が、「どうしても中国にしたい」って主張したけれども、大統領以下「何言ってるの?」みたいな感じだったのかな。でも、強硬に主張するんで、苦肉の策で「そんな速い鉄道いらない」ってお茶を濁すつもりだったらしい。で、今回の条件というのは早く言えば「政府は一切借金しない」ということであるので、たぶん絶対中国を採用したい閣僚が、またまた「中国を採用したい。」って諦めきれずにひっくり返して、他の閣僚から、もしくは大統領あたりに「やれるもんならやってみろ。国民はみんな日本の新幹線に乗りたいって言ってる。だから政府はお前のために金を出すことはできない。国鉄でもない。別会社だ。それでやるんだったら、できるんだったら俺は止めないよ。やれば?」って言われたのかな。今回のストーリーは。これなら辻褄が合う。それなら、その閣僚は契約前に更迭される…かも。あくまでこれは想像上の話だけど。

2015年4月28日火曜日

SRS-CS20BT (SONY)

近所のノジマで展示品を半額以下で売ってたので買ってみた。
音は飛び抜けていい、というわけではないが、さすがにSONY製、それなりの音である。50mmスピーカーなので、比較的キンキンしているが。
しかしながら、アラーム付き目覚まし時計として使える点、ラジオ、しかもAMまでついていること、またBluetoothに加えてNFCという機能が使えて、タッチするだけで接続できることが他機種と大きく異なるところだろうか。

 こいつを使っていて思い出した。Dream Machine ICF-C303という機械を平成4年の10月くらいに買った覚えがあるが、つい最近まで使っていた。正確には結婚を前提に嫁に買わせたのであるが、結婚後はこいつで毎日起床していた。寝るときにはNHKラジオをつけ、朝は二種類のアラームの使い分けが出来て、また、リビングラジオとしても大活躍した。当時としては至極高性能なラジオである。
まさに、このSRS-CS20BTは、現代に蘇ったDream Machineとしての使い方ができる。しかも、Dream Machineよりも音響機器に近い。多少はSONYの意気込みが感じられる製品ではある。
(画像はAmazon様から拝借しました。)


2015年4月26日日曜日

MVNOの契約の制限 未成年問題

公務員になった娘がいることは以前述べたが、なんとMVNOの業者は未成年は契約できないという。一応問い合わせしてみたが、クレジットカードがあったとしてもだめらしい。
大手キャリアとの契約では確か委任状や連帯保証人を定めることにより契約できたと思うので、随分間口の狭い対応だ、と言わざるを得ない。
こういった、良質で安いサービスを『未成年者』が利用できないのは企業が社会的責任を果たしていないと思うがどうか。
さらに、未成年者であっても雇用されていれば給料があるのだから、その給料をどう使おうかは親が知ったことじゃない。民法上は違うみたいだが、健全な親子関係上はそうである。片方が『契約したい』と言っていれば、契約相手方には法的に不完全なものを完全にするよう努力する義務が発生する、と考えるがどうか。
この場合、やはり、親権者の同意を書面にするとかの話にしなければいけない。未成年者においては著しく不平等な対応を感じるのであって、こちらも法的手段を講じることを考えている。

というのは冗談だが、まあ2年我慢すりゃいいだけの話か…。

2015/07/25 11:47捕捉 : IIJなら通信回線のみなら未成年でも契約できるようです。音声回線が絡むと無理なんですけれども。念のため、サポートにも問い合わせました。ただ、ウチの場合はフレッツを引き込んでしまったんですけれども。

2015年4月12日日曜日

MR03LNと削ったMicroSIMの結末

今春国家公務員になった娘がいる。財務省の宿舎で一人暮らしを始め、インターネットなしでは生活できないというのでMR03LNとSIMを無期限貸与することにした。
まだ就職したばっかりなので、クレジットカードもまだ持っていない。ということはMVNOなSIMはほとんどがクレジットカード払いでまだ契約できないので、当然使用料は親持ちではあるがクレジットカードを契約したらそのSIMは解約するから返せよ…といいつつ置いてきた。
また、テレビも買っていないのでポケットラジオを買ってあげたが、テレビを買ってないので、USBのワンセグチューナも置いてきた。
あまり本人は喜んでいなかったが。

メインのSO-03Dは現在ぷららの使い放題SIMであるが、こちらはユーザが極端に増えてしまったようで100kも出ないことが多くなってきた。設備の増強を期待している。

2015年4月4日土曜日

スピード対決!!! IIJmio VS UQ mobile VS Softbank

会社の歓送迎会でスピードテストをやってみた。

比較したのは、最近仕入れたiPad + UQ mobile SIM (KDDI)と MR03LN(IIJmio)とソフトバンクiPhone5Sである。
条件が同一機種でないので違いすぎるが、歴然とした結果が出たので掲載しておく。
これは一地方都市の結果である。

UQ mobile / LTE  20-30MB 平均は26Mといったところか。
IIJsim / LTE 5-10MB たぶん困らない
Softbank iPhone 5S 1M

KDDIは一通りバックボーンの整備が完了したものと思われる。iPhone5が出た頃にはソフトバンクに総負けしていたが、桁違いの勝利である。KDDI本体も速いって言うし次はau版のXperiaにしようか考えてる。
UQ mobile のスピードテスト結果。某駅に停車した電車内から計測した結果である。もはや、安売りSIMとは思えない数字である。

それに比べてソフトバンクはバックボーンが逼迫し、LTEとは言えない状況である。基地局のLTE化は進んだものの、LTEのユーザが増えてしまいあまりよろしくない状況かと思われる。過去にスピード対決で完勝した栄光はなんと2年半程度で地に落ちた、と言うことか。
* 別のソフトバンクiPhone 5Sで計測したところ、17Mbpsほど出ている場合があったので、ロケーションにもよるとは思われるが…。計測場所はソフトバンクのリピーターの極めて近くである。

ちなみにぷららの無制限SIMは朝とかみんなが使っていない時間帯は2-3M出ているが、逼迫している状況下では300-500k程度かな。こちらは安心感を買ってるようなものなんで。案外UQの無制限SIMのほうがコスパはいいかも。

* RBB today の記事ではソフトバンクが一番速く僅差でau、最下位はdocomoであった。しかしサンプル数はdocomo > au > ソフトバンク の順であり、採用するデータを選ぶために極端に悪いデータを棄却したのでは…、と疑念を感じさせる記事ではある。私の2回目の試験でも初回はインターネットにさえつながらず、しばらくたってやっとスピードテストまでたどり着けたという経緯がある。そういった接続失敗といったケースは数字化できないので当然統計上棄却されてしまうだろう。







2015年3月28日土曜日

さらにiPad mini 2 …

先日、NECのAndroid Lavie Tab E とiPad mini 2 を購入したところまで書いたのだが、なんとiPad mini 2 については嫁が欲しがり取られてしまった。反応の速さとピタッと吸い付くスクロールについてはAndroidではどうやら実現できないらしい。機能、性能ではAndroid機に敵うわけないとは思うものの、そう言われてみると確かに使っていて心地よい感じがiPadには存在する。
さて、嫁への譲渡前にあまり使っていないiPad miniを初期化する前に、iOS7にダウングレードできるのかな…と思い立ち、調べてみたら何やらAppleが『署名』してくれないバージョンはダウングレードできないとか。でもLOOXに元ネタをダウンロードしてやってみたところ、なんか書き換わってる。もしかして…と思ったら、エラーが発生し『やっぱり無理?』。その後iPadが『リカバリモード』に突入してしまった。
どうしよう…。人によってはこれ、修理に出してるらしい…。とりあえず、自己解決するため、iOS8.2をダウンロードして、再度修復を図った。
まあ、結果としては『母艦』としたWindowsマシンの容量が足りず、展開できなかっただけの話で、『署名』云々の話は確認できなかった。もしかして、自動ではダウングレードできないものの、『元ネタ』が提供されている以上、言わば『手作業』でやれば、ダウングレードはできるかもしれない。こいつもただの機能制限されたパソコンであって、できる可能性は高いと思う…。もうちょっとPCの容量を確保してやれば良かった。久しぶりのAppleであるし、ブートの構造やファイルアクセスも理解してないので、ハックは当分無理かなあ。BSDではあるけれども。
→ 追記 やっぱりできないねこれ(笑)。


で、完全未設定マシンの状態で嫁に渡し、自分は今度セルラー版を買うことにした。先般、『MR03LN』をぷららのキャンペーンで入手したので、iPad  miniはWi-Fi版にした、と書いたが、無線ルータは確かに便利だが反面、管理運用に鬱陶しいところがあって、すぐに使えるCellular版に興味が出てきてしまった。
さて、今度の選択肢は限られる。当然MVNOでの使用が前提となる上、手持ちのぷららで契約した完全使い放題のSIMはXperiaに挿して3Gで使用しているので、IIJのSIMが残っている。これを有効活用するためにはnano化した上で、docomoのiPadを買わなきゃいけないが、比較的金がかかる。少なくとも、iPad mini 2では4万円以上は覚悟しないと。
かと言って、auのiPad mini 2では、現行のiOS8だと使えない、ときたもんだ。なにやら、au系のMVNOは3Gでのアクセスを提供しておらず、それがiOS8の仕様に引っかかってしまうらしい。ただし、iOS7では大丈夫、ということである。その他、SIM下駄をかます方法もあるらしいが、まあこれから購入するんだから、危ない冒険はしなくてもいいなーということで、またAmazonとヤフオクを行ったり来たりの毎日が続いた。言っておくが私はかなり忙しい公務員であるので、行き帰りの電車内と帰宅してから30分くらいだけど。SIMフリー版とかアップルストア版はちょっと高いので今回は最初から除外した。

で、見つけた。33,000円のau版。税込である。iOSのバージョンが気になるが、『iOS7』って書いてあるぞ?。もしかしてこれ『iPad mini』か?。えっ『Retina』って書いてある…。なんか騙されてる気がするけどどうしよう。ええいいや買っちゃえー‼︎ってなことで、ポチした。
業者が北海道ってなことで、多少は時間がかかったし、さらにレターパックプラスで送るっていう情報を仕入れた時はさすがに大丈夫かな…と思ったけど、無事に到着。で、一日遅れで、『UQ Mobile』のSIM到着。
で、挿した結果は『docomoのMVNOより快適』。特に混んでいる時間帯にそんなに遅くならないのがうれしい。
最後はMVNOの感想になってしまったが、しばらくはこいつで遊べる…。
画面はかなりキレイ。

2015年3月9日月曜日

iPadとMR03LN

NTTぷららでモバイルLTE『定額無制限プラン』3M制限で2,760円(2,980円)を申し込んでみた。普段ならただではこういうことはしないのだが、あのルータ『MR03LN』がキャンペーンで実質二千円ちょっとで手に入るという。実際は3月上旬にアンケートが送られてきて、それに答えれば18,000円キャッシュバックするけれどもなんだか1,000名限定だというので、これはこれは申し込むしかないと思い、やってみた。
ちょうど、2月末にあたり、同時に『一か月無料』もやっていたので、今申し込めば3月はまるまる無料になるな…と思っていたのだが、なんとNTTぷらら、仕事が思いのほか早くて、2月の28日には私の手元にはSIMとMR03LNが届いていたのであった。実に無料期間は『1日』だけであった(笑)。

さて、普段はroot化した『SO-03D』を使用している。これは3G機でしかも標準SIMであるものの、docomoのテザリングを無効化(というか削除)しているので、MVNOへのテザリングができており、これはこれで重宝している機械である。確かに、3G機であるので遅いことは認めるが自分自身スピードは特に求めていないので、十分である。
そこで、このSO-03Dに挿しているLTE標準SIMを今回やってきた『MR03LN』に挿してみたい、というのは当然の欲求であった。普段は忙しくてそんなことをやっていられないが、土曜日の深夜にやっとやる気と時間ができた。
当然、MR03LNはMicroSIMであり、加工作業が必要である。これはカッターナイフとペンチがあれば十分である。形を決め、カッターナイフで2-3回切込みを本気で入れ、そしてペンチで折れば結構簡単にきれいに切れる。カッターだけの力で切断しようとすると刃の厚みだけ周囲にバリをつくってしまいよろしくない。

ちょうど、上の写真で左側の部分がカッターを何回も入れてちょっとばかり曲がってしまった部分である。切込みは多少入れて、ペンチを使って『ポキッ』と折ってしまうのがきれいにやるコツなようだ。あとは爪切りのヤスリでかたちを整えている。多少左側は危ないようだが…(笑)。
いくら老眼の年代とはいっても、こういった作業はまだまだできるし、人よりも多少器用なところがあるので、うまくはできたとは思っていたが、肝心の『MR03LN』に挿したら、SIMスロットがロックしない。やっぱりおかしいのかな、と分析したら、どうやらどこかを削りすぎているようで、SIMはちょっとばかり斜めにセットされるようである。私の目で見たら結構まっすぐだが0.2-3mmの誤差が発生しているようである。

結局、上の写真で右側にロック機構があるようで、右側を強く押したらきれいにロックがかかった。

さて、このあと、『モバイルLTE』のSIMを標準アダプタに入れ『SO-03D』に挿して設定してみたのだが、うまく通信しない。あきらめモードでAPNの設定を『lte.nttplala.com』から『3g.nttplala.com』に適当に書き換えてみたら通信ができていてビックリ。目下、この設定を使っていいか、ぷららに問合せ中である。どうやらモバイル3G『定額無制限プラン』の設定らしい…。どうしよう課金されたら*。
速度は期待できないが、SO-03Dでもいい時であれば2M以上は出るようだ。

* 後日のぷららの回答では、『4Gでも3Gでも動作可能な端末なら利用制限はない』とのこと。



実は、最近iPhone派の嫁が『Lavie Tab E』を購入し、結構遊んでたりする。このタブレット、Lifetouch Noteからずいぶん進化したもんだ。実に画面がきれいで処理も速い。これに『MR03LN』と私の使用しているSIMをあてがえば結構な速度で通信ができるのではないか、と考えた末の上記の行状である。
また、こいつの設定をしながら思ったのだが、元来Android派の俺も『iPad』欲しい、となぜか思ってしまったので、2週間くらいアマゾンとヤフオクを行ったり来たりしていたのだが、とうとうポチってしまった。Apple Storeで。前Ver.のretinaモデルで、案外安いじゃんと思ったが、競争の激しいAndroidに比べれば同機能でも一万円は高いと思う。また、Cellularモデルにすべきかどうかでも悩んだが、そもそも『MT03LN』やテザリング機能のついたSO-03Dを持っているので二重投資を避けたかたちを選択した。
ちなみに、アップルストアは学割の販売もしており、iPad mini Retinaでは二千円引きになっている。学割条件は、学生、教職員のほかに『学生の親の代理購入』と『PTA役員』も認められている。まあ、ご紹介だけ。

また、アップルストアでは刻印のサービスを受けられる。私の場合は、独自ドメインのメールアドレスを刻印しておいた。
思えば、『Power Macintosh DT233』以来のアップル製品である。確か、2番目の娘が生まれたときに購入したから、実に18年前のことである。思えば、私の『ネットワーク遍歴』はここから始まったな。
PowerMacintosh G3 DT233
秋葉原で買ってきた、『VirtualPC』で、Windows95の勉強もした。そもそもは大学時代に授業で扱った『PC-9801VX』だったんだけど、嫁が嫁入り道具代わりに持ってきた『PC-9801N』も感慨深い。
何を言いたいか。今持ち歩いているマシンは3,000円でヤフオクから仕入れた、ブートしなかったのを整備して普段使いにまで昇華させた、『FMV-BIBLO LOOX T70M』である。これも7~8年前のものになるのだが、やはりキーボードがないとね、ということでまたまたポチった。
http://www.sirobako.com/shopdetail/000000004791

ほかの安価な中華製BTキーボードと比べて、頑丈だ、というレビューがあり、また、retina以降の背面マイク穴も開いていない、という情報があるにもかかわらず、最新レビューを掲載したブログには穴が開いていたので、やっぱり悩んだ挙句いいものを…ということで選択してみた。MacBook Proに似たデザインだし、画面が回るところは往年の『KOHJINSHA』マシンを彷彿させる。これなら、私のカバンは700gほど軽くなるはずである。

でも、おれかな入力だったな…(笑)。

ということで、今は、iPad miniの到着を待ちわびている状況である。注文した次の日に『発送しました』というメールが来て、『さすが。早いじゃん』と思ったら、なんと、『上海支店』にあったそうな…。中国組立か。




2015年2月8日日曜日

システム手帳12冊買ってみた。

年末から、スケジュール管理とメモやノートはマルマン・ジウリスに移行しているのであるが、システム手帳に興味を持ってしまい、アウトレットなシステム手帳を買い集めてしまった。
年が明けてからなんと12冊も…。
証拠画像(半分くらいだけど)



本当に、これだけのものを使えるとは思わない。いくら安い(定価の33%くらい?)とはいっても、知識欲と探究心の結果、こうなってしまった…。ジャストリフィルのポケットサイズなんて、276円…だったもんね。

あっ。一番上のポケットサイズは外側のみ本皮で、毎週磨いて光らしてる。これ、納品段階で塗装がひび割れていかにもアウトレットだったんだけれども、まず、靴墨でオイルを浸透させ、ピカピカに磨き、そのあとオイルを塗りたくっていたら、細かいヒビ割れとの相乗効果で随分透明感のあるツヤが出てきた。とりあえず、ジウリスは年間スケジュール部分を係員のスケジュール管理に使用し、マンスリーはスケジュール及び日誌として使用している。パイロットHI-TEC-C 0.3mmで非常に小さな文字を書いているので(プラチナの超極細はまだ来ないんだよな…)、これで十分ではあるが、その他バインダーノートとしてまとまった記録を書き入れるのに使っている。では、このポケットサイズ(リング径14mm)は、普段ポケットに(とはいっても大きい…)入れておいて、仕事で発生したメモを記入し、また簡単なスケジュールも記入し、業務のマニュアルも綴っている。機能的にはダブるところがあるものの、使い分け(をしているつもり…)でしばらく使用するつもりである。

2015年1月12日月曜日

システム手帳二題(中華製)

マルマンのジウリスはマルマンの金属バインダーをプラスチック製のカバーに取り付け、それにまた合皮のカバーをしたもので、安く見える反面、使用開始後2か月経つが結構品質や使い勝手は良いように感じられる。また、A5バインダーならではのリフィルが豊富に提供されており、100円ショップでもジャスコでも安価に入手できるのが長所だろう。一つ欠点があるとすれば、印刷がしにくい。特に無地のリフィルにカレンダーなど一定の様式を印刷したい場合、バインダー穴の「バリ」により2-3枚は同時に巻き込み、紙を無駄にすることが多い。時間のある時にゆっくり一枚ずつ印刷するのをお勧めする。趣味の世界だし(笑)。

システム手帳は高い。リフィルも高い。ずっとそう思い込んでいたが、Amazonを見ていたら、A5本革のシステム手帳が1,680円で売られているところを発見した。「えっどういうこと?!。」まずは買ってみることにした。
届いた製品を見てさらに驚いた。結構良く出来ている。縫合時のほつれを探してみたら、縫い初めの一か所だけ処理していないところがあって糸が「立って」いたが、その他の部分は完璧に仕上げられている。革特有の「におい」もあり、どうも革っぽい(当方、合皮とかPUレザーと本革の区別は見た目つかない(笑))。処理が不満な部分は後日接着剤で処理しておこう。
早速、カレンダーをコピー用紙に印刷して、同時に買ったシステム手帳用パンチ(なんと1,300円)で穴を開けて収納してみた。…なかなかいいんじゃないか。
こいつ、中華製の日記帳みたいなものが付属していて、しかも紙面はざらついており、サイズも日本のA5よりもちょっと小さい。こんなものは、たぶん使わない。罫紙や住所録もコピー用紙で作成しておいた。日本の紙と印刷技術も世界一だな。

でも、俺にはジウリスがある。当分このシステム手帳は活躍の機会がないだろう、だが、まあいい買い物だったかな。
システム手帳自体はリフィールが高く、運用経費は高くなる。しかし、プリンタを使用できれば、運用経費は途端に安くなる。A5上質紙を買って、レーザーに通せれば最高のものが仕上がるだろう。
特に、バインダーでは週のスケジュールなど作ることは困難だろうと思われる。なんせ紙を巻き込んだりする事故が多発するけれども、後から穴を開けられれば、心配はほとんど無用。見開き1-2週のスケジュールを使用する場合はシステム手帳に軍配が上がる(パンチさえあればね…)。

さて、普通はここで話が終わるところであるが、日曜日に家族と一緒にジャスコに行って妙なものを発見した。レイメイ藤井の『WWB352B』バイブルサイズ(B6)である。『Davinci』ではなく『Keyword』ブランドである。二箱売れ残りがあり、処分品2,000円(税込)。合皮製であるけれども、小学校6年間を「クラリーノ」で過ごし、卒業時にも「新品のようだ」と人に驚かれたランドセルを背負ってた私にとっては、「合皮」には悪いイメージはない。むしろ経年変化によりある日突然ボロボロになり、それまでは「新品同様」に使える『合皮』で、軽い、というイメージもある。おそらく5年もすればいくらなんでも買い直しをしたいだろう。それまで新品のように使えるのは本革ではなく合皮である。また、たばこを吸いながら使えないね。溶けてしまう(笑)。
中身を勝手に見させてもらい、確認してみた。箱は双方ともボロボロ。一つは展示品だったらしく傷が目立つ。これでは2,000円でも売れない。200円ならどうにか。もう一つは保護用のビニールカバーが健在で、ほとんど無傷、閉じる部分に若干の擦れは認めるものの通常製品と変わりないと判断、購入してしまった。どうやら、元値は3,500円(税抜)らしいので半額近い。




 


さすが日本のメーカーで付属品もしっかりしている。縫製も一切ほつれなし。ただし、閉じ革部分にずいぶんな距離を糸が宙を引っ張っている部分(表現できない…)があり、そこだけ切れてしまわないか心配である。

システム手帳が二つも増えたが、能力的に使うことはできない。どちらかというと、一か所にまとめていないと管理できない性質だもので。普段はジウリスを使い、あとの二つはリフィルを作成して遊び観賞用に過ぎないだろうな…。

2015年1月1日木曜日

明けましておめでとうございます

私にしては珍しくテレビ三昧の冬休みとなっている。
例年、この時期は自宅サーバー再構築をやったりしているのだけれども、このサーバーは最近やったばかりなので。とはいっても、XPの期限切れでちょっとWindows 7に手を付けたものの、メールサーバー、SQL、Perlが中途半端でWordPressとかMovableTypeがまともに動作せず、やっと11月くらいにやっつけたので当分やる気がでない。

さて、昨年末の大掃除は照明と窓ガラス、そしてテレビの裏を担当したのだが、さしてやる気もなかったので適当にやっておいた。ただAV機器となると違う。まだ生活に余裕のあったころ、コジマで現品処分半額(といっても5万円近く)のDENON AVアンプを買ったのだが、それに往年は(?)はテレビをはじめとして、ビデオデッキ2台、DVD、ケーブルテレビのチューナーがつながっていた。サラウンドはやっていない。家が狭くしかもリビングなんで、スピーカー置きにくい。だから、うちのサラウンドアンプ部分は常に空砲となっている。
テレビはそれから2-3回変遷しており、今はBRAVIAがある。配線は面倒でAVアンプはつなげていなかったので、裏に入り込み、なんとかテレビとAVアンプを接続しようとした。しかし今のテレビってアナログの出力ってないんだな(笑)。映像の出力もないけど。
まあ、それだけでは仕事にならないのでVTRデッキ2台の配線と電源を抜きながら(さみしいが処分しかない)、今までの配線の痕跡を探していた。今の機器は「HDMI」でつながるがビデオなんて、昔のやつはINとOUT、映像、音声があってまったく面倒くさい。テレビにつながってるHDDもあるしね。ビデオデッキは処分しよう…。
とか、考えているうちに昔DVDがつながっていた光入力のケーブルを発見した。片やBRAVIAを見ると、光出力がある。もしかしてこれ…。
ということでつなげてみた。普通に音が出た。
で、結局、大部分の配線を引っこ抜いた上で、ケーブルTVのセットトップボックスとTVとはHDMIケーブルで接続、セットトップボックスとAVアンプとはアナログの映像/音声のPINコードで接続した。で、TVからAVアンプまでは光ケーブルである。DVDはアナログで1回TVを経由したのち、音声はAVアンプまで光で行っている。
で、DVDやケーブル、地上波については、AVアンプをつけることなく、必要最小限の構成で動作するようになった。家族の者はAVアンプ自体理解できないようなので。で、迫力のある音が必要なときはAVアンプをつける。これで、大出力ド迫力の音が出てくるようになった。ファンクションは固定で行ける…。本当はレコードプレーヤーとかつなげたいんだけど、場所がないうえに壊されてしまうからな…。スピーカーは昔のコンポについてたものを流用してる。音自体は、アンプとスピーカーはアンマッチっぽいけどそれなりに聞ける音質なんで。

とは言っても、音楽を楽しむ余裕なんてないかな。しかも、スペースシャワーTVとかラジオ代わりにするのもいいけど、すぐうるせー!ってなことにもなるし。ケーブルテレビは地上波のラジオも流してもらいたいな。