2016年9月19日月曜日

au版Xperia Z4 SOV31に楽天モバイル挿してみた

昨年、11月頃にオークションで買ったXperia Z4 SOV31 の話題である。
VoLTEといった仕組みやめんどくさいSIMロック解除をしなければならない、ということもあって、良くてテレビ鑑賞機となっていたわけだが、ここに来て、復活のチャンス到来となった。

SIMロック解除可能日は今年(平成28年/2016)の5月5日に到来し、即日auショップで解除したわけだが、それでも放置していた。というのも、年末に買った楽天モバイルのHUAWEI honor6 plus が気に入りすぎて、そもそもXperiaなどいらん、という気分になっていたため。確かに、機器に高級感もあったり、性能も機能もHUAWEIをはるかに凌駕していると信じたいが、honor6のすごいところはカメラ性能にある。これが旨すぎて手放せないガジェットとなってしまった。フルセグが映ったって、通勤時は提供が停止されたRazikoを聴いている。FMは欲しいけれども、この頃は十分ラジオストリーミングを活用できるようになったので、まあいいか、という感じである。ここまで割り切れると、1万円を割り込む機械でも十分である。

『家電批評』に楽天モバイル通話SIM半年間無料がついていたので、まあ、そろそろガラケーも解約してえな、honor6にはSMSも付いていないデータSIMも入っているので、交換してえなーっと思いつつもしばらくこちらも放置していたが、酔っぱらったついでに一発奮起、楽天カードを申し込み、半年間無料を申し込んでみることにした。

これ、契約手数料がかかるのか、というそもそもの疑問があったが、なんだか9月22日までに課金開始であればかからなかったらしい。そんな説明はどこにもないのだが、申し込み内容の明細を見てみると、そんなことが書いてある。助かる…。
また、楽天モバイルの機器は安いので、この半年間無料SIMもそのメリットを受けられるのか、DTIとかの無料SIMと同レベルじゃないのか、という疑問もあるのだが、大丈夫。今回も半年間無料なうえ、ZTE BLADE E01を3,000円割り引いた価格で抱き合わせ販売していただいた。本当に楽天モバイルはスゴイ。それに、楽天モバイルでついたポイントを3,000ポイント充当したので、7,584円で購入。

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お申込内容
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※記載の内容は、キャンペーン・特典の割引提供後の料金を表示しています。

申し込みタイプ
・通話SIM
申し込み端末
・端末名 : BLADE E01
・カラー  : ホワイト           9,800円
送料                       0円
      商品合計金額(税込)   10,584円
ポイント利用
・楽天スーパーポイント       -3,000円
      総合計金額(税込)     7,584円
                (ポイント利用後)

事務手数料                 0円
課金開始日が9月23日以降の場合、契約事務手数料は3,394円(税別)となります点、事前にご了承ください。
楽天モバイルではSIMカードの配達が完了した日もしくはMNP適用手続きが完了した日いずれか遅い日がサービス課金開始日となります。

月額料金プラン
・ベーシックプラン          1,250円 / 月

お申込内容

サービス詳細
・BLADE E01
・通話SIM
・ベーシックプラン
・nano SIM(12.3mm × 8.8mm)
・ホワイト
・SIMカード 月額料金6カ月1,250円割引

オプション
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本当は、ZenFone系(ZenFone GO)とか欲しかった(こいつにUQのSIMを挿す実験をしたかった…)んだけど、SIMサイズの注文サイズを間違える事件が面倒くさかったようで、1年前は確かこの販売方法でも違うサイズのSIMを選べたはずなのに、今回はSIMサイズを選べず(ASUSは基本的にMicroSIMである)結局、nanoSIMを採用している BLADE E01に落ち着いた。

機械を一緒に購入したといっても、私が使う気は毛頭ない。実は上の娘が大学4年生であり、就職祝いにちょうどいいやっと思って、買ってみただけ。娘は熱烈な🍎信者であり、au信者でもある。そこでMVNO信者である私めが布教活動しただけのこと。稼ぎもまともにないのに、月1万円近くの費用を払っている。なんか世の中間違ってるな、と思うのである。
で、「就職祝い」として、ZTE BLADE E01を渡しておいた。
「まだ決まってねえよ!」
娘からの言である。しかし、Wi-Fiで楽しんで使っているようだ。まあ、SIMについては、楽天モバイルもしくはイオンSIMを勧めている。

よく、MVNOを勧めている中で、一番イタイなーと思うところは、キャリアのメールアドレスが使えなくなることである。これについては、画期的な解決方法がある。
あ・き・ら・め・ろ
これしかない。
月7,000円とか1万円とかが、ほんの千円ちょっとになるのに、何を心配しているのか。キャリアのサービスは盛りだくさん過ぎてお金がかかるんだ。その中の1/10も使わないのに…。もし心配ならガラケー契約に変更するとか、auであれば、機械なくてもWebメールでキャリアメールのぞけるんだが、そういったことをするしかない。
でも、そんなことを考えるよりgmailもしくは🍎であればiCloudで新しいメール人生を始めたほうがよい。通話料だって『みおふぉんダイアル 』とか『楽天でんわ』を使えば、半額(10円/30秒)になる。これって、docomoで言えば、タイプLのレベルじゃんね。無料通話はないけど。無料通話が欲しかったら、迷わず楽天モバイル: 5分かけ放題オプションみたいなMVNOがやってるサービスに加入。

で、到着した楽天SIMをXperia Z4 SOV31に挿してみた。以下はその結果。

【楽天通話SIM】
・ 電話 ・・・ 良好!
・ 通信 ・・・ 良好!
各諸氏の分析結果にある通り、docomo系のSIMでも良好な結果が得られた。まあ、住んでいるところがかなり都会しかも東名阪(笑)、ということもあるんだが、このままメインで使えるかなあ、と思っても良いレベル。
解説すると、データ通信では楽天モバイル、3Gは切り捨てておりLTEオンリーである。
で、データ通信ではバンド1(メインバンド)、バンド3(東名阪バンド)、バンド28(新バンド)に対応しているとのこと。あの、バンド19は残念ながら×である。
しかしdocomoの音声通話は3Gであり、本機で使えるのがバンド1のみでありFOMAプラスエリアは使えないことにより、山間部や電波の弱い地域では不安だそうだ。まあ、行かないけどね。

ちなみに、3G機であるXperia™ acro HD SO-03D に挿してみたところ、docomoのSIMという認識はするものの、一切通信はしなかった。ただし音声通話は可能。

【UQ mobile の普通のSIM】
・ 電話 ・・・ ×
・ 通信 ・・・ ×
なんかロックがかかっているような挙動をして、APNの設定ですら、させてもらえない。ここがKDDIのいけないところ…。なんでこういう機械作るかなあ。対応周波数がないのはわかるけれども、docomoの3Gは対応するのになぜ?。multi-SIMを挿せばすべて解決するんだろうけど、それでは全く面白くない。自分的には。

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今回調達したBLADE E01であるが、メモリも電池も小さいと言われながらも案外使い物になると思う。今は止まってしまうような機械はないのか。スクロールも発熱も全く心配はない。
楽天モバイルの場合、機器更新は結構お金がかかってしまうが、新規データSIMのみで購入できるスマホも多い。ということは、例えば、データSIMで普段タブレットや無線ルーターで使用しておいて、音声SIMを入れているスマホを更新したくなったら、タブレットや無線ルータに入れているSIMを解約して、再度データSIMを契約、安価なスマホも一緒に購入、してしまえばよい、と思うが商売の邪魔をしているようであったら削除しますので、楽天モバイルさん言ってください。


追記 契約事務手数料はどうやらかかったみたいだ。

2016年9月17日土曜日

総務省様へのお願い 050IP電話の緊急電話対応について MVNOの台頭

MVNO各社による回線シェア化及び通信料金の劇的削減は、正直、将来的にはドコモ、au及びソフトバンクの経営を圧迫するだろう。多分、遅かれ早かれ回線設備投資、維持といったインフラ部分をキャリア通信会社が提供し、通信自体はMVNO各社が担当することになる。
総理大臣は「日本の通信料金は高すぎる」と言ったが、MVNOのことなど毛頭なかっただろう。確かに、キャリア料金は高すぎる。また、日本の電話料金は高すぎた。嫁と独身時代、一晩中話していたら電話代が10万円に達した。あれは平成の始まり頃。埼玉県の南から東京多摩地域の某市までかけたらこんなことになった。いかに通信が儲かる商売だったか。ただし、まだ携帯は登場しておらず、自動車電話の時代である。普通に固定電話を家で家族全員で使っていても、大方の世帯は月5,000-10,000円ほどで済んでいたはずだ。
それが今は、携帯機器代は0円、しかも、基本料は2年縛りで1,000円くらい、本当は安いはずだったが、スマホ料金体系が異常に高すぎて、変にオプションとかデータ料とかWinとかFOMA接続料とか、挙句、話し放題となって一見良いのだが、結局キャリアには4人iPhoneで1か月3-4万円の支払いとなっているはずである。地方自治体の係長クラスなら携帯に給料の1/6-1/8くらい持っていかれる計算となる。これ、確かに異常である。

それを、内閣総理大臣が正しい視点で言ってみたんだろうが、その発言によって各社はどう対応したか。正直、間違って解釈されてしまっている。
① 携帯代が高すぎる → 販売店がキャリアからの奨励金をあてにできなくなった → 機器代が上がる → 通信料は変わらない  → MNPをしないお得意様、長期ユーザーは何のメリットもない → 全体としてキャリアに支払う料金は上がる(笑)
② 携帯代が高すぎる → 通信料下げろ → キャリア通信料下げる(ただし1GBだけ)ついでに(ただし、2年縛りで2,980円とかスマートバリューが効いて3,000円とか) → 月初めは速いけど、月中頃から遅くなる → 4GB追加 → 結局高くなる
という、二つの傾向が出ているようである。
また、総務省の国語能力はまったくなっていない。通信料が高すぎる、と言ったら、通信料を下げる指導を行うべきではないのか。『通信量を下げろ』とは首相は言っていない。通信量を下げて通信料を下げたんだから、もはや詐欺的行為ではないのか。こういうところを指導すべきである。携帯機器については、商行為的には問題となるかもしれないが、販売奨励金とか、0円販売とか、そんなものは放っておけばよい。こんなことを指導するのは、公務員の資質に欠ける、と言わざるを得ない。こんなこと利用者には何のメリットにもならない。しかも、これは総務省の管轄ではなく、公取の管轄である。総務省が口を出せるのはせいぜい抱き合わせで通信料を過剰に上げていることや、各キャリアはMNPユーザーのみ機器代を安くしたり優遇したりして、長期ユーザーは機器代ですら負担しないキャリアの販売方針だろう。総務省は機器の販売価格まで口を出す必要もなく、販売奨励金についても同様である
放っておけばよい。

といっても、キャリアは自ら料金を下げないと、近いうちにMVNOに商売を圧迫され、料金を劇的に下げざるを得ない状況となるのは明らかである。三年後は、各キャリアのスマホの料金は2,000円台、もしかしたら1,980円になっているかもしれない。しかも、キャリアメールも付いた形で。キャリアは新しいビジネスモデルの構築を迫られている。

もう一つ、総務省は真剣に考えなければならないことがある。これは、050IP電話の緊急電話対応化である。現在の安価なデータSIMは電話ができないので、050電話に加入する。しかし、この電話は緊急電話に電話をかけることができない。これは、緊急電話が地域別電話になっていて、その地域を判断することができないっていうことに依拠するらしいのだが、これ、実際は簡単に解決するんだよね。要は、GPS技術を使った音声通話アプリを開発するとか、IPアドレスで地域判定させる、とか、まあ、いろいろな方法がある。現在の携帯電話だって、ここから電話すりゃ名古屋とかにかかってしまうわけだからさ、まずどうやったら実現できるのか考えることが大事である。

まったく、役人というは馬鹿である。俺も含めて。技術対応に劣るし、総理大臣が言ってくれたことに斜め上で対応するし。
でも、MVNOのデータSIMで110とか119をかけられるんだったら、国民の通信費がかなり落ちることは間違いない。もう、旧態依然の電話なんていらない世の中になっている。

あっ昨日楽天通話SIM契約しました(笑)。ほか、UQや楽天データSIMとガラケー持ってますけどね。全部でそれでも、月2,700円くらいの支払い。今度の通話SIMは半年間無料だし(笑)。auガラケーは解約しますよ。さすがに。

もう一つ。KDDI様にお願いがある。過去に吸収したツーカーセルラーをブランドとして復活させてみてはどうか。昔も言ったことがあるが、例えば、MVNOとしてのツーカーを分社化し、UQと競争させる、とか、ドコモのSIMを含めて販売するとかすれば面白い。また、MVNOのブランド戦略を目指してみてもどうか。ブランド化すれば、それだけでも価値がある。回線速度は1MB出なくてもよい。最悪、200kとか500kの使い放題でよい。で、電話は30秒10円で提供して、しかもキャリアメール(ツーカーのころはezweb.ne.jpだったが、この際、tu-ka.ne.jpとかつくる)も提供して1,500円。手始めに、高齢者向け骨伝動スマホと簡単スマホマモリーノツーカーを提供する。で、高齢者向けにはらじるらじるを標準アプリとして勝手にプレインストールし、ラジオ深夜便を簡単に聞けるようにする。しかも、長期割引で10年以上の長期ユーザーは半分くらいに通信料がなるように便宜を図る。MNPのお客には、社員が各社に同行するとか、まず、いろいろな方法があるよね。各社の先進的なサービスも結構だが、私のようなガジェット&SIMマニアはすっきりとキャリアとは一線を画したこのようなサービスが良い。ぜひ実現の折には企画係長くらいをやらせてもらいたい(笑)。

キャリアのサービスは、ユーザーの要求とはまったく一致していないのが日本の通信業界の実態である。技術革新と資本投資は必要だが、ユーザーが求めているのは、せいぜい動画が止まらない程度。10Mbpsなんていらない。動画を視聴せずストリーミング中心と割り切ってしまえば、200kbpsで十分である。

民主党代表選に思う

世の中、民主党新代表の二重国籍問題の話題が盛んである。
いや、世の中、この問題のどこが問題か、ということも、解っていないのではないだろうか。もしかしたら、この人が政権をとって首相ともなる人が二重国籍でいいのか、とか、この人がその場その場で都合のいい『国籍』を使い分けてきた、という証拠をあげ、また、最近、台湾籍を離脱するための手続きをした、とも報道しているが、正直どこが問題かもマスコミも国民もわかっていない。かくいう俺もわかっていない。

まあ、台湾と日本は大方国益は一致する、とも言えるが、過去に出兵した事実(台湾出兵)もあるし、対立する要素(現在では尖閣問題)もある。普通なら、その人の『立場』があるし、一党の党首が大方の日本国民と違う立場になり得る国籍問題を抱えている、というのもどうかなあ、と思う。台湾と現在国交がないので…、という本人のご発言もあったが、これが台湾政府を怒らせ、逆に「中国籍」ということを認めてしまってさらに混とんとさせてしまった。日本の「親台派」(李登輝ファンといってもよい)の右派は、さらに???となっただろう。
そういう問題も正直、ご本人も整理しきれていないし、周りの人もわかっていない。法的というより、倫理的な問題である。さらに、国権の最高機関に何年もいる、という事実…。今回行った一連の行為は、国会議員になる時になされるべきであって、ここに来てなにをいまさら感がある。ご本人にしてみれば、国会議員になるときに大丈夫だったし、今までも大丈夫だった。なんで今叩かれるんだろう、って思っているだろう。マスコミ諸君もいけないのだよ。まず報道するにあたってどこが悪いのか全然伝えていないのである。

正常な判断もご本人はできていないし、混乱している。党首選についても、ちょっとやばくなると、何が悪いのかわからないけれども、報道が過熱しているさなか、台湾籍抜く手続きやっときました、これでいいんでしょ、みたいな感じで言ってたけれども、これは、党首選だけが問題ではなく、国会議員になるときにやらなければいけなかった、とも思う。しかしながら、本人が、仮に二重国籍を公にしていれば、二重国籍の「特殊利益」の代表として国会で活動する、ということになり、それはそれで日本は懐の深い国、ということもいえる。ほかの国では許されないところもあるんだとか。

台湾籍抜くのも、台湾のパスポートなきゃできないっていうし、もし台湾のパスポートを持っていたら、ずっと継続していなければいけなかった、ということで、継続しているということは、ずっと台湾籍である、ということを認めていた、ということになるそうだ。

難しい問題を論じたが、ここはご本人の判断に任せてよいのではないか、と思う。弁護するつもりは全くないが、本人も世の中もその問題の位置づけが全く分かっていない中で、良否の判断もできない、と思うから。

というのも、私は自治労であるので本来この党に投票する立場であったが、現在はその気すら全くないため。どっちかというと『突き放し』の気分である。それはなぜか。
歴代の宰相を輩出(ダメ首相とも言う)し、国民の生活が第一、と言っておきながら、消費税については財務省の言いなり、になったこと、たばこ税についてはとんでもない増税を行ったこと。この二点に尽きる。ほかの政策もダメダメだったが、こちらはまだ許せる。しかし民主党は民主党しかすがる道はなかった労働者層に対して、政治ですら失望させてしまった、ということになる。昔は、国会で各派(各国民)の利益を調整したが、今は、自民党内でやるしかなくなってきている。労働者が自民党を支持し、財界、産業界も自民党を支持しているから。これが安倍政権の長寿の秘訣?である。

労働者は、産業ロボットの普及の中で、産業界からの要望により『派遣』にとって代わられ、かえって少数派(弱体化)になりつつある。これが労働者賃金の停滞を招き、逆に企業の自己留保を高め、労働諸法の『改悪』につながっていくのである。労働者いじめ(生活面での重税化)が横行すれば、逆に政治的反動を覚悟すべき話だろう。産業界はその反動を覚悟しなければならない。このまま放置すれば農地解放、財閥解体なみの経済改革が起こるだろう。こう言う事態を防止するためには、労働者向けの政策に転換しなければいけない。ここ20年ばかりは、自民党も各省庁も、財界、産業界ばかりを向いた政策をとっており、いまだ日本は総中流といっても、合衆国のサラリーマンの所得に水をあけられているのである。これではいけないだろう。でも、あるところにはある、のである。これが日本がいまだ強い原因である。

渦中の民進党の新党首は、正直話し方が鼻につくし、元総理を幹事長に据えるなど、まずそれだけであれな部分もあるし、ほっといてもいずれ瓦解する運命にある。不倫相、とか番長とかまあいろいろやってくれたが、そういった実力者たちも、離散する運命にあるだろう。ただ、もし生き残る道があるとすれば、労働する人に対して再分配をすることを標榜する政党になるしかない、と思う。政権党の時は産業界や財務省の話を聞きすぎて自滅してしまったが、『国民総株主法』(日本企業の株を国民全員に配分し、配当を国民に対して行う)とか、『企業留保金分配法』(留保している資金を強制的に労働者に分配する)なんかの制定をちらつかせれば、産業界はあせるだろうね。国際競争力を確保する、という名目で法人税を下げ、消費税を上げ、その結果自己留保が出てきてしまっているので、余分なものを吸い上げる政策を打たなきゃいけない。
ある意味、国民皆年金、皆保険政策に次ぐ経済改革であるが、本当に必要かもしれない。このままいくと本当に労働者はやばい。独身を貫ければよいが、子供をつくった優遇すべき世帯、特に一人働き世帯はボロボロである。消費税増税で今の給与レベルでは破たん状態ともいえる。

あとは、小沢さん呼び戻して党首をやってもらうことだな。民主党の支持は鳩山首相により怪しくなり菅首相により呆れられ野田首相により地に落ちたのである。あの時、もし小沢首相ならまだ…。

たばこは100円減税しろ。

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今は、こんな政策新聞とかテレビでいう人はいないが、そのうち、あれ、どこかで聞いたことのある政策ダナ?、あああれか、みたいな時があるから不思議。

マルクスレーニン主義が崩壊して久しいが、日本の向かう先は労働者がすなわち資本家となり、その資本的蓄積を背景とした新ブルジョア革命である。国民が資本を持ち、その利潤は国民が享受する。現在はその過渡期と言うことができる。

(冗談だよ…)