2020年4月4日土曜日

コロナ禍

どうやら、コロナウイルスは、不顕性感染でも人に伝染させることが分かってきた。以前の投稿で不顕性感染であれば…という意味のことを書いているが、これは自分にとっては良いが家族や他人の方には実に思いやりのない文章だな、と反省しているところだ。
また、発症するとインフルエンザの30倍きびしい、という経験された方の投稿記事を目にして、やはりこれは自分の経験を超えたものだ、という認識をせざるを得ない。

我が国はどうやら爆発的流行の玄関口にいる。政府や行政機関は不断の努力を怠ってはいないし、国民も協力的である。しかし、このことによる消費の落ち込み、経済への打撃は甚大である。もはや、政争などできず、挙国一致で物事を進めて行く必要があるように思える。戦時体制という認識を持つべきだ。
また、国際的な紛争、国民的な世論(例えば、嫌中、嫌韓意識など)も、世界中対ウイルス戦に打ち勝つために、そんなものは捨ててしまった方がよい。日本が中国にマスクを送り、日本の症例が増え始めたら、韓国製マスクを中国の販売店が日本に感謝するということで送ってくれた。これは素晴らしいことだと思った。国民のプライド、民族の誇りは忘れてはならないが、その中でお互いの痛みを思いやることが最も優先する課題だと感じている。

その中で、国内問題、これから先に起きる事、また起きてしまった事を抽出整理しこれからの新しい国の形を作る必要がある。例えば派遣労働制が導入されて久しいが、今回の騒ぎで雇い止めがかなりの規模で行われている実態がある。安価に労働力の調達ができるので世の中に定着したが、不安定な雇用形態なので派遣労働を別のかたちに修正する必要がある。福利厚生を社員並みにするとか、雇い止めを今よりもしにくい形にするとか、そういったカタチにしていくことにより派遣制を導入するメリットとリスクを半々くらいにしていけば、企業も正規社員の採用に傾くのではないか、その方向に政府は政策誘導しなければならない、と思う。考えて見れば国民が不幸になる選択を平成の世から行ってきている。そろそろ反動政策を打たないと今度は国民が潰れる気がする。

日本は気温が高いので、根拠はないが3月中旬から例のウィルスが活動を弱めるはずだ、と考えていたが、3月中旬から気温が冷えて結局雪が降ったりしたので、その推測は成り立っていない。ただ否定もできないので、これから最高気温が20度を超える時期での感染件数に注目したい。暖かくなっても猛威が衰えないと本当絶望的、というしかない。
また、一つの光明として、日本人と他の極東アジア人と唯一の遺伝子的違いと『言われている?』『縄文人由来遺伝子』が日本人の大方に入り込んでおり、これがもしかしたら、対コロナ戦に有効かも…と言うネット民がいる。これらの研究が今後進むことを期待したい。

確かに、国内で初症例から時間的経過はそれなりにあるものの中国や米国イタリアのような状況にならないのは、密着性を嫌う国民性とか、手洗いうがいの励行とかいろいろとあるんだろうけど、縄文人遺伝子は多分ミクロネシアから諸島部東南アジア→日本らしいので(出典は不明だけどどこかで読んだ)、今のところそういった地域は比較的軽度ということまでは言えると思う。

前拙文で、サウナ宣言したが効果あるのかな…。
と思ったらこんな記事あり。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.yomiuri.co.jp/world/20200402-OYT1T50251/amp/